ビッグサイトで開催された施設園芸・植物工場展G-PEC2022に行ってきました。
大きなモデルチェンジをしない農業資材業界ですが、昨今のSDGsや、
農水省が推す「みどりの食料システム戦略」の影響を受けた商材が数多く出展されていました。
参考までどうぞ。
みどりの食料システム戦略トップページ:農林水産省 (maff.go.jp)
ハウス内暖房機、ネポンのブース。
暖房機に通信機能がついており、重油使用量、
CO2排出量等がスマホでモニタリングできます。
もちろんスマホで制御も可能。
故障個所もユーザーと修理を行う代理店双方にアラートが行くという充実ぶり。
いいですね。
また、従来オレンジ色だった本体ですが、ハウス内を明るくして採光性を高めるため、
今後のモデルは白く塗装されるとのこと。
農業の現場でも、いろんな機械がスマホで制御する時代になりつつあります。
遮光ネットのメーカー・日本ワイドクロスの新商品、サンサンカーテン白くま。
従来品は白色部分がタイベックだったのですが、
そのタイベックの原反が対ウイルスの防護服用の需要で入手困難となり、
代替品を用いて製造されました。
東都興業のビニールハウスのサイド巻上機、カンキット。
来年4月より軽量化のモデルチェンジが行われます。
使用樹脂原料を減らしCO2削減に貢献、のようです。
他にも環境に配慮したりスマホやIoTを駆使したりと、
今回ほど世相を反映した展示会はないだろう、と思いました。