皆様お疲れ様です。
皆様に大変ご好評いただいておりましたベジフルインフォネットは、
前回の第103号をもちまして、終了しました。
引き続き皆 様のお役に立てる情報を発信し続けていきたい、
またせっかく長く続いたメルマガ媒体を途切れさせたくないとの思いから、
野菜ソムリエコミュニティ新潟青年部主任・本間が、
タイトルも一新し筆を執ることにしました。今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。
月1~2回の予定です。
おひたしにかけるのは醤油だけ?
小松菜や青梗菜、ホウレン草など、青物がこれから旬を迎えます。
私が子供のころは、おひたしといえば「醤油にかつおぶし」以外に選択肢は
ありませんでした。しかしながら、新潟県民の醤油の消費量は全国9位と、
平均より上の位となっております。
参考に塩は2位、味噌は1位です。
塩分の摂りすぎは食道がん、高血圧、胃がんにつながり、新潟県民の多い病気として、
先ほどの食道がんは全国2位、高血圧も2位、胃がんは3位です。
小松菜やホウレン草は100g中のカリウム量が野菜の中では多い方
(小松菜500mg、ホウレン草690mg、100g中)なので、
これからの季節は積極的に食べてもらいたいとの思いから、
醤油以外の食べ方を今回は4つご紹介します。
既に実践されているという方は、飛ばしてください。
①鶏がらスープの素+ごま油
ボウルに鶏がらスープの素を小さじ1とごま油大さじ1を混ぜ、
ゆでたホウレン草や小松菜の水気をきって3cm程度の長さに切り、和えます。
いわゆる簡単なナムルになります。
味が足りなければ塩を適宜振ってまた混ぜてください。
タッパで保存もできます。翌日になって水気が気になるようでしたら、
ゴマをふったり刻みのりをかけたりするといいでしょう。
②ゴマドレッシング+ラー油
小鉢に盛った菜っ葉に、ゴマドレッシングをかけたのちにラー油を1周させると、
タンタンメン風になります。砕いたナッツを乗せると、よりタンタンメンらしくなります。
①と②は野菜嫌いなお子さんでも夢中で食べることができるでしょう。
「油と塩分(と苦み)」を同時に口に入れると、「うまみ、甘さ」になります。
身近な例では、燕市や三条市でよく食べられる背脂醤油ラーメンや、
塩をつけて食べる山菜の天ぷら等でしょうか。
③煎り酒+梅干し
フライパンに料理酒を大さじ3杯入れて煮立たせ、たたいた梅干しを入れて混ぜます。
戦国時代は刺身に醤油ではなく煎り酒だったそうです。
これはおひたしにかけるだけではなく、
茹でたキノコにかけて一晩おいて馴染ませてもイケます。
④薄めた白だしに小一時間漬ける
水で、しょっぱすぎない程度に薄めた白だしに浸すだけで、
割烹や料亭の雰囲気を醸し出せませす。
食べる直前に浸し汁から出して盛り付けましょう。
このほかにも、豆板醤を使った簡単なエスニック風ドレッシングの作り方もありますが、
いずれご紹介します。(今回が好評であれば・・・。)
お知らせ
ご連絡が遅くなりましたが、野菜ソムリエコミュニティ新潟の今期(第10期)総会について、
期日までにメールにてご意見がなかったため、総会成立とさせていただきます。
誠にありがとうございました。
(野菜ソムリエプロ 青年部主任 本間)