冬の佐渡の果物 | 日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

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お疲れ様です、本間です。
仕事で佐渡に行く機会があり、佐渡セントラルタウン内の
野菜直売所のような魚屋のような酒屋さん・八百屋喜右エ門でいろいろ買いました。


 




 
みかん。小木産だったと思います。
味は、甘いけど甘すぎなくて、いい酸味。
太平洋側のみかんよりも、なんだか深い味わい。ちょっと苦いからかな。
遠い親戚にオレンジがいそうな雰囲気。


 
レモン。小木だったか真野産だと思います。
佐渡でかんきつ類は南部で栽培されており、みかんとりんごの両方が採れる、
おそらく全国でも珍しい地域かと思います。
 
はちみつとお湯とレモン汁で、ホットレモネードにして飲みました。 


 
あんぽ干し柿、柿姫。JA佐渡と書いてあります。
佐渡島内にはJA佐渡とJA羽茂があり、羽茂は佐渡南部のほんの一地域なのですが、
柿の生産者は300人を超えると言われており(JA佐渡は100人くらいだろうか)、
新潟県内の柿のトップブランドです。値段も一番いい。
 
正月の残りの黒豆をパウンドケーキにしたものに、ぜいたくにジャム的に使用。
粉っぽいケーキに、まったりしっとりした舌触りと、自然界の強烈な甘さをプラス。


参考 佐渡土づくりマップ
場所と地名の参考にどうぞ。
果物は、小木、真野、赤泊、羽茂のあたりが盛んです。

 





おまけ

上記以外に、佐渡で食べたりお土産に買ったりしたもの

 
佐和田の焼きとり屋の手作りつくねタレ。
玉ねぎが粗みじんで、ほろっと口でほぐれる。
 
自家製っぽい、イカの塩辛。肉厚!幅広!
苦さと塩加減と噛んだイカの甘さが、舌と鼻を楽しませる。
そこで地元民が好んで飲む酒・金鶴の熱燗をくいっとやってごらんなさい。
佐渡がもっと好きになるから。


 
一夜干しイカとマヨネーズ。
佐渡では、どこでどんなイカを食べてもだいたいうまい。
ホテルの朝食で出たイカソーメンの、
ほのかな甘さと、控えめだけど滾る歯ごたえも興奮しました。


 

 
羽茂の食堂で焼肉定食。りんごはおそらく佐渡産でしょう。
米も当然地元産。


 
両津の佐渡汽船ターミナルのラーメン店あじゃあじゃのこってり醤油ラーメン。
表面が脂で覆われていて、湯気は出ないけどすごいアツいです。
ハーブのような甘い香りと、吟醸酒のようなフルーティさを感じました。
気のせいかもしれないけど。

 
 
果物と一緒に買った塩かりんとう。こういった素朴な味は、食べだすと止まらない。 


 
 
果物と一緒に買ったヨーロッパ製パンのカステラパン。
むっちりしっとりしたパンにクリームがはさんであります。
佐和田の海沿いを走っていると、ヨーロッパパンの看板が見えます。
日本海とヨーロッパ。近いですね。
 


 

2016年1月 副代表 本間