こんにちは、運営部の堀です。
お盆が過ぎてから、曇りと雨の日が続きますね。
昨日は久々のお天気!好天の中、長野県上高井郡小布施町で開催された3県交流会に参加してきました!
3県交流会は、長野県と山梨県、そして新潟県の野菜ソムリエコミュニティが交流を目的として合同で開催しているイベントです。年に1回のペースで、長野→山梨→新潟と会場を移し、今回が 4年目です。
長野の小布施町で開催の今回の交流会は、コミュニティながのの皆さんが企画した信州伝統野菜・小布施丸なすを使った「おやき料理教室」!
今が旬の小布施丸なす、調理台の上に沢山並んでいます。
![小布施丸なす](https://stat.ameba.jp/user_images/20150906/17/niigata-vegefru/86/4b/j/t02200165_0800060013417422892.jpg?caw=800)
講座のガイダンスと皆さんの自己紹介の後、さっそくおやき作りの説明です。
![ガイダンスと自己紹介](https://stat.ameba.jp/user_images/20150906/17/niigata-vegefru/34/ab/j/t02200165_0800060013417424288.jpg?caw=800)
今回作るおやきは、みじん切りにしたナスをアンにして皮に包むのではなく、丸なすを3つに輪切りにしたものを皮で包むもの。これが元祖のおやきの形とのことでした。
説明を聞いた時は、輪切りを包む??なんだか想像できていなかったのですが、実際に調理を初めてびっくり!本当に、どどんと輪切りにしたナスを包むんです!
まずは粉をこねて、皮を作ります。
こねた皮を30分寝かせる間に、小布施丸なすの生産者の方による小布施丸ナスの説明。
平成24年に小布施丸なす研究会が設立され、信州伝統野菜として種の保存と安定した生産供給を目指していること。
一株から10~20くらいしか収穫できず、形も不ぞろいになりやすく、栽培が難しいこと。
小布施丸なすは、身のしまりがよく、歯ごたえがあり、火を通しても煮崩れしにくく食べ応えがあるという特徴があること。
などなど、色々お話を伺いました。
それから、各地域で「普通」のナスが違うよね!という話に。
長野の北部は丸なす文化、南部や山梨は水なす、新潟は丸なすや巾着型などいろんなナス。
丸いのが普通だと思っている人もいれば、水ナスのような小さめのナスが普通という人もいて、なかなか地域性が見れて面白い話題でした。
さて、皮を寝かすのが終わったら調理に戻って、、
![おやき用に輪切りにしたナス](https://stat.ameba.jp/user_images/20150906/17/niigata-vegefru/61/75/j/t02200165_0800060013417433579.jpg?caw=800)
輪切りにしたものを、ハンバーガーのパンみたいに、間に切り込みを入れます。
そこに味噌餡をぬって、皮で包む。
こねた皮で包んだ状態がこちら
![おやき](https://stat.ameba.jp/user_images/20150906/17/niigata-vegefru/ba/81/j/t02200165_0800060013417437518.jpg?caw=800)
今回の丸なすが大きかったこともあり、破れないように皮で包むのは結構難しかったです。
各班で協力し、一人おやき3個(ナス1個分)ずつつくりました。
これを蒸して、、、出来上がりがこちら
皮が薄かったところが破けてしまい、ところどころ味噌がはみ出てしまって。。。
でもこれもご愛嬌。なかなか迫力のあるおやきが出来上がりました!
30分蒸したおやきですが、なすのしっかりとした食感があり、小布施丸なすの味わいを満喫できました。
![おやきとブドウと枝豆](https://stat.ameba.jp/user_images/20150906/17/niigata-vegefru/5c/bc/j/t02200293_0800106713417445332.jpg?caw=800)
各班にぎやかに交流が行われ、楽しいひと時。
長野や山梨での野菜ソムリエの方々の活動を聞き、とても刺激になりました。
帰りには、多くのお土産の入った袋を持たせていただきました。
小布施丸なす
食用ほおずき
フルーツグラノーラ
おやき用の粉
小布施や、それぞれの特産品の魅力が書かれたパンフレットも色々いただきました。
どれもきれいで魅力あふれるものです。じっくりと見て勉強させていただきます!
お昼をはさんで4時間という交流会でしたが、とても楽しくあっという間の時間でした。
企画してくださった長野のコミュニティの皆様、ありがとうございました!
来年は、山梨開催です!楽しみですね。
この交流会での出会いが、皆さんの今後の野菜ソムリエ活動の発展につながりますように!
運営部 堀