みなさん、こんにちは。
ジュニア野菜ソムリエの坂井です。
2013年6月14日(金)、コミュニティメンバー6名で、
JA新潟市・南浜ハウス大玉スイカ出荷目合わせ会の見学をさせていただきましたので、
ご報告いたします!
新潟市北区にある、JA新潟市・北部サポートセンターの裏手にある、
こちらのスイカ選果場で目合わせ会が行われました。
「目合わせ会」とは、出荷前に生産者さん達が集まり、サンプルを展示して、
生産者全員の選果基準を確認する集会のこと、だそうです。
選果場へ入ると、このように大きなスイカがずらり!
今回は、「祭ばやし777(スリーセブン)」と「夏のだんらん」という品種の大玉スイカ。
スイカには、それぞれ着花日と生産者さんのお名前が書いてあり、
手前から着花日の早いものから順番で並べられています。
県外産スイカの出荷販売情勢、県内産地の情勢、
東京都中央卸売市場の販売状況などのお話があり、
今年の選果基準を確認されていました。
そして、並べられていたスイカは糖度測定へ!
ひとつのスイカで、中心と際の2箇所をスプーンでくり抜き、それぞれの糖度を測定します。
やっぱり、中心のほうが際よりも甘味は強いんですね。
糖度測定が終わると、目合わせ会は終了。
それから糖度測定をしたスイカを美味しくいただきました♪
スイカ大好きなので、嬉しい~!!!
「どうぞ」の、お言葉に甘えて並んだスイカの食べ比べ。(贅沢!)
どれも、とても美味しいスイカでした!
着花日が早いものは熟度が高く甘く、ジューシー。
着花日が遅いものは甘みの後に酸味が少しあり、実がしっかり。
こうして「着花日」に注目して、食べたことがなかったので、
とてもいい経験・勉強になりました!
その後、コミュニティ新潟・副代表の本間さんから、
近くにあるスイカのハウスと露地トンネルの見学に連れていっていただきました。
写真手前にぶら下がっているのは、可愛らしいカラス除け。
手前が露地トンネル、奥がハウスです。
出荷までは、ハウスのもので、着花日から数えて大体42~45日。
スイカはハチが受粉のお手伝いをするのですが、寒い日が続くとハチの動きが鈍り、
受粉が難しくなります。
今年は寒い日が続いたので、受粉は生産者さんがひとつひとつ、
手作業で行ったりしたそうです。
後日、東区にある産直市場へ行ってみたところ「初物!南浜スイカ」と、
この日にお会いした農家さんの小玉スイカが売っていました!
これからスイカのシーズン、とっても楽しみです♪
見学させてくださった、JA新潟市・専務理事の高橋さん、生産者のみなさん、
本当にありがとうございました!!!
素敵な笑顔で、真剣に取り組まれている姿、とても素敵でした♪
野菜ソムリエ コミュニティ新潟
ジュニア野菜ソムリエ 坂井 綾子