野菜ソムリエのファーマーズマーケットでは大変お世話になりました。 | 日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

新潟の野菜ソムリエが集う、野菜と果物を楽しく学び活動するコミュニティです。新潟の魅力を全国へ発信中★

皆様、こんばんは。
ジュニア野菜ソムリエ 生産者 運営部役員の田中善雄です。

もうすぐ3月になりますがまだまだ降り続ける雪。
底冷えのする毎日ですが、みなさまお変わりありませんか?

今回は季節はずれながらの事後報告になりますが昨年の夏に日本野菜ソムリエ協会「ファーマーズマーケット」のサイトにて、新潟の応援ページを作っていただきました。

そこで枝豆の販売をさせていただきましたので遅ればせながら、ご報告いたします。 。

■まず新潟と枝豆の親密な関係ついて簡単にお話します。
新潟は枝豆収穫量、全国4位、出荷量、全国6位の上位にランクインしています。
でもあまり見かけないな?なんてよく耳にします。

でも、枝豆 消費量を見ますと全国1位!!つまり新潟県の人は他県同様に多くの枝豆を県全体で栽培されていますが、自分たちで食べてしまうのです。

新潟は全国一位の枝豆消費量を誇る、枝豆王国えだまめです。

小鉢じゃ飽き足らず、ドンブリ山盛りで食べている新潟県民ですが、それだけ生産しているという事を知ってください。

その栽培期間も長く、5月GW明けの極早生品種(弥彦むすめ←青木さんおススメ!)から始まり、7月下旬から始まる新潟の茶豆、10月までの晩生(白毛や黒豆など)のものまで半年間に渡り、休みなく長く、楽しめ、味わえます。

皆様が食べる時は、品種はわからないでしょうが、実は2週間ほどで、次々と種類が変わっているのです。

その数、40種類以上あり、美味しい枝豆が食べられるように、収穫時期の違う旬(おいしい時期)の枝豆を、色々育てているのです。

品種や時期によって、香り、味、歯応え・色・産毛・サヤの形など新潟の枝豆は物語の様に様変わりします。

私の場合は8種類、栽培しています。
今回はその中で厳選した4品種を選び、コミュニティ新潟のメンバー四名の方に枝豆の違いのコメントを頂きました。

越乃茶太郎 (茶豆種) 五十嵐久恵さん
庄内五号  (茶豆種) 原早苗さん
晩酌茶豆  (茶豆種) 田村淳子さん
越後肴豆  (白毛種) 小田麻衣子さん

お忙しい中、生産者目線とは違った目線で事細かく枝豆の商品説明して頂き、ありがとうございました。<(_ _)>

■発送体系を普段のもぎ枝豆から変え、生産者の思いとして今回、「抜き立てホヤホヤの根っこごと枝豆」をお届けしました。

現在では、ほとんどが「もぎ枝豆」として店頭に並んでいます。
鮮度が命の枝豆はもいだ瞬間から鮮度が落ちてくるのですが、コールドチェーンによる物流の発展・鮮度保持袋の発達などのおかげで素晴らしい流通体系が確立されています。

でも、「実際どういう感じに実が付いて?」「どんな根を張って成長したのか?」という店頭に出回る前のカタチを伝えたい事が生産者として前からの望みでもありました。



こちらは昨年夏のイベントで、代表の清野さんが子供たちに「もぎ体験」をしてもらった時の写真です。
(私が育てた茶豆風味の枝豆・湯上り娘です^-^)


小さい頃、夏休みに家族で枝豆を一緒にもぐ作業は良い思い出で、ひと手間かけた後の枝豆の味は格別でした。

農家じゃない方でもお盆に食べる分は家庭菜園で栽培されていました。
新潟県民にとって当たり前の事ですが新潟食文化のひとつと私は思っています。
そういう事も含めて、「枝豆もぎ体験」をしてもらいたいところから、この様な企画が建てられました。

商品、文化、思いが詰まった一箱が発送されて、生産者冥利に尽きる、とても良い経験になりました。また新潟の枝豆をPRできたので良かったです。

日本野菜ソムリエ協会はじめ、福井理事長このような機会を設けていただきありがとうございました。


最後になりましたが、ご協力くださいました全てのみなさまに心より御礼申し上げます。
今後もコミュニティ新潟の皆様と魅力的な野菜や果物を発信していきたいと思います。

ファーマーズマーケット(リンク)http://www.farmersmarket.co.jp/

田中 善雄

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