旬のレシピ「ホウレンソウ」FM-NIIGATA サテスタクッキング*1月9日放送分* | 日本野菜ソムリエ協会認定 「野菜ソムリエコミュニティ新潟」

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FM-NIIGATA 77.5MHz 番組名:SOUND SPLASH!!
「サテスタクッキング~今夜のおかずにもう一品~」 DJ北口麻奈さん
毎週水曜日(16:13頃~) 【2013年1月9日放送分】 


協力:野菜ソムリエコミュニティ新潟
提案者:シニア野菜ソムリエ 清野 朱美(きよの あけみ)



テーマ: ホウレンソウ
レシピ名: あつあつ☆ホウレンソウと牡蠣の米粉グラタン



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【材料】(2人分)



・ ホウレンソウ 2株
・ 牡蠣 6~8個
・ ニンニク 1片
・ 米粉 大さじ2
・ オリーブオイル 大さじ1
・ 牛乳 200ml
・ 溶けるタイプのチーズ 適宜
・ パン粉 小さじ1
・ ブラックペッパー 少々
・ 塩 少々




【作り方】


1.ホウレンソウは塩茹で後、冷たい水にさらしてアクを流す。
2.ニンニクはみじん切りにし、牡蠣は塩水で優しく丁寧に洗っておく。
3.米粉と牛乳をボウルに入れ、よく混ぜ合わせておく。
4.フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れてから熱し、ニンニクの香りが立ったら牡蠣を入れて水分が飛ぶまで優しく両面を焼く。※中火(2~3分)
5.4によく水気を切ったホウレンソウを入れて軽く炒め、3を一気に入れてヘラを使ってホワイトソースを仕上げる。※塩、ブラックペッパーで味を調える。
6.5を耐熱皿に移し、溶けるタイプのチーズとパン粉を振りかけてオーブントースター(1000W) で5~6分焼いて出来上がり。

☆調理ポイント



①バターも生クリームも使っていないので、カロリーダウン!口当たりは軽くソフトな仕上がり。※濃厚な味をお好みの方はバター、生クリーム、隠し味に味噌を入れても良いですね。(^-^)b
②ホウレンソウを水にさらす時間は10~20秒程度。
※水に長くさらすとアクだけではなく旨みも栄養分も流れてしまいます。
③ホワイトソースが水っぽくなってしまうので牡蠣の水分はよく飛ばしてください。



■旬のホウレンソウ プチ情報 ほうれん草




1年を通して流通しているのでいつでも手に入りますが、冬の冷たい霜にあたって旨み甘み、更には栄養価も増すホウレンソウは「冬のおいしい緑黄色野菜の王様」とも表現されます。



大きく分けて東洋種と西洋種があり、それぞれ葉の形が異なります。

東洋種は葉先がとがって葉先が薄く、切れ込みが入り、西洋種は葉先が丸く肉厚で軸が太いのが特徴です。近年、より甘みの強い東洋種と、丈夫で育てやすい西洋種をかけあわせた品種が主流となっています。


【栄養成分】


緑黄色野菜は含まれるβカロテンの含有量を基準に分類されるだけあり、ホウレンソウにはβカロテンが豊富に含まれています。


乾燥が気になる冬は特に、皮膚や粘膜を健康に保つ働きをしてくれるβカロテンを野菜から積極的に採りたいですね。


また、造血作用のある葉酸や鉄分を多く含むので、貧血予防にも大変おすすめです。


鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収がよくなりますので、あわせてビタミンCの多い果物も積極的に食べるよう心掛けることで、バランスよく元気なカラダをキープすることができます。


鉄分が不足すると、血色の悪いくすんだ肌になります。


空はどんより曇った表情の新潟の冬ですが、イキイキとした明るい表情で、大きく深呼吸して!元気な冬美人肌を手に入れましょう。キラキラ


【選び方】



・濃い緑色で葉先までピンとしていてハリのあるもの。
・根元に近い部分から葉が生えて密集しているもの。
・根元に赤みがあり、軸が太くしっかりとしているもの。(霜に当たると根元が赤くなります。)


【保存の仕方】


水分の蒸発を防ぐため、一度水に浸し、水気をよく切ってからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てて保存する。


すぐに食べない時は、固めに茹で、冷たい水にさらした後、水気をよく絞って、小分けしてラップで包み、冷凍保存がおすすめです。(^-^)



***次回予告***


FM-NIIGATA1月16日(水)放送♪
テーマ:長ネギ
レシピ:長ネギマリネのお洒落カナッペ

提案者:シニア野菜ソムリエ 清野 朱美


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