亀のおはなしあれやこれ①
「手を打てば鳥は飛び立つ鯉は寄る下女は茶を汲む猿沢の池」。他にもいくつかバージョンがあるが「手をパンパンと打つ音がきこえた」という事実に対し立場によって受け取りかたは千差万別という一水四見のことわりを表現したものだ。
奈良は猿沢の池、といえば、二○十四年三月、興福寺に隣接するその猿沢の池で一八年ぶりの水抜きが行なわれた。目的は外来種のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)の捕獲兼在来種イシガメ、クサガメの生態調査のためである。
前回平成八年の水抜き調査では、在来種が外来種の五倍くらいいたが今回の調査では外来種が在来種の四倍弱と逆転した。安易に輸入する業者、軽い気持ちで飼育するが飼いきれず捨てる不埒もの、猿沢池だけでなく全国の川や池で生態系の破壊が問題となっている。大問題になるまで放置の無責任環境省、一事が万事だ。
カメばかりではない。セアカゴケグモ、ツマアカスズメバチ、アルゼンチンアリ等の強力な繁殖力を持つ外来生物の侵入も深刻な問題になっている。琵琶湖の外来魚ブラックバスやブルーギルは駆除が成功して半減したらしい。
で不思議なんだけど、本来の生態系に悪影響を及ぼす外来種はけっこう問題になって駆除する話になるのにニンゲンだけは例外なんだよね。それどころか在来種の日本人より外来種のほうが手厚く保護されているといわざるをえない事例も多々ある。なんか、
外来種の悪行を非難するとヘイト、差別のレッテルを貼られておかみからお叱りがあるらしいがこの日本人の国日本で外来種が在来種の日本人を罵倒してもお咎めなしという法律ができた。自民党のN議員には心から落胆したわ。このNは愛国保守で日本国民を守る人だとばかり誤解していたんだよね。日本国民はもっと怒ってもいいんじゃないの。
で選挙のときに落選させるともっとタチの悪いのがかわりに当選したりするし困ったものだ。自分に直接関係ないと他人事の人は多いね。重大な言論弾圧にほかならないと思うが。ヘイトスピーチが反日カスゴミや特亜に帰依している反日言論人によって糾弾さ
れているが「なぜヘイトスピーチされているのか」という原因理由に対してはみごとにスル―しているよね。しかももっと酷い反日カウ
ンターのヘイトスピーチに加えてヘイトクライムは華麗にスルーときたもんだ。日本人はいい加減に無関心・善人ぶること・いい人に思われたい病、お人好しをやめませんか。
支那そばのせいで日本が弟の国で自国を日本の兄の国だと嘯いている、ゆすり・たかり・ぱくり・かたり・いいがかりのカンチガイ隣国があるが、アニはからんやオトートはからんや、兄の国ではなくアニサキスの国なんじゃないの。あほらし。
おりしも不法入国タイ人の子供の日本居住を認めろと。日本は法治国家なんだから情に流されて例外を作ったらそのうち収拾がつかなくなって国が崩壊するわ。カルデロンのり子の件も非常に腹立たしかった。
亀は古来霊獣であるとされてきた。四神獣のひとつ北方の守護神は蛇とからんだ亀玄武である。日本でも石碑の台座の亀趺はいたるところで見られる。新年を迎えた区切りに亀のおはなしあれやこれを連載していきたい。世論の会の皆さま、今年もよろしくお 願い申し上げます。(拈華微笑)