「ガソリンプリカ詐欺バレた日本死ね」で受賞の山尾志桜里だっけ?元秘書の告訴はしないの? | 日本世論の会 本部

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 民進党の山尾志桜里前政調会長が、国会審議で取り上げた匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね」が1日、「2016年ユーキャン新語・流行語大賞トップ10」に入賞した。
山尾氏といえば今年、地球5周分というガソリンプリカ(=ガソリンのプリペイドカード)の大量購入でも注目されたが、先月末に公開された15年分の政党支部の政治資金収支報告書でも、やはり購入していた。

 「待機児童問題を、政治問題の隅っこからど真ん中に移動できた」

 山尾氏は流行語大賞の表彰式で、こう語った。
蓮舫執行部になって、やや目立っていないだけに、自身の“手柄”を誇ったように感じた。

 だが、山尾氏には隅っこに追いやってはならない問題がある。
政調会長就任直後に指摘された「ガソリン代疑惑」だ。
12年の収支報告書

によると、ガソリンプリカを105回も購入(入金)しており、同年のガソリン代は「地球5周分」とされる

約230万円も計上していたのだ。

 この件について、山尾氏は「(元公設)秘書が関与した蓋然性が高い」と述べ、元公設秘書が不正に関与した可能性を指摘した。この元秘書は12年7月に辞めていた。

 ところが驚いたことに、11月28日に公開された

15年分の収支報告書

にも、相変わらず「ガソリンプリカ」の支出が記載されていたのだ。ピーク時の12年分に比べれば減ったが、50回、

104万円分もあった。

 元検事である山尾氏は疑惑発覚時、元秘書の具体的関与などについて「調査して報告する」と明言していた。
だが、政調会長を降りた後、検察仕込みの調査報告がなされたとは聞かない。

 夕刊フジでは「調査報告はどうなったのか」「元秘書の手法を今も採用されている理由」などについて、山尾事務所に質問状を送付した。

 山尾事務所は「回答するかどうかも含めて検討している」と語ったが、2日午前9時時点で回答はない。


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