【北京時事】
中国国防省は4日、東シナ海上空で先月17日に日本の航空自衛隊機が中国軍機に対し緊急発進(スクランブル)したことについて談話を発表し、「日本のF15戦闘機2機が高速で接近挑発し、火器管制レーダーをわが方に照射した」と主張して、日本側が「挑発行動」を仕掛けたと非難した。
国防省は、緊急発進に関する日本側の発表が「白黒を逆転させており、人の耳目を惑わせている」と反論。
中国軍のスホイ30戦闘機2機が、東シナ海に中国が設定した防空識別圏内で「通常のパトロール」を行っていた際に、レーダー照射を受けたと訴えた。