第231回大和正論の会;平成28年4月の案内です。 船田
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今月は評論家西部邁(すすむ)先生をお招きしました。
マモニズム(拝金教)に陥った巨大資本は、イノヴェーションによる独占利潤の確保をめざしつつ、それが不首尾となれば、特定の政府(特に軍隊)を操作して利潤(および資本蓄積)の最大化としてのキャピタリズムつまり「キャピタルをキャップとする」資本「主義」に狂奔している。他方、マス(大衆と言うより
も大量人)は、鋳型にはめられた(あるいは俗情を煽り立てる)世論にあっては、新奇なモデル(模型)の大量のモード(流行)に乗るモダニスト(近代主義者というよりも模型人もしくは流行人)は、非常事態を続発させることを通じて、「非常大権」の誕生という「民主主義による民主主義の自己否定」へと急速に傾きつつある。それが新世紀初頭の世界情勢の流れであって日本もその例外ではない。
日時:平成28年4月24日(日)
14:00~16:30
場所:大和市生涯学習センター303号特別室
大和市深見西一丁目3番17、TEL 046-261-0491
(小田急江ノ島線・相鉄線大和駅より徒歩10分)
◆主題: 大戦の足音~
腐敗し行く資本主義と民主主義
◆講師: 西部邁(すすむ)先生
講師略歴:1939年北海道生、64年東京大学経済学部経済学研究科修士課程修了、
その後横浜国立大学助教授、同大学教授、秀明大学教授、94年より月刊誌「発言者」
主宰。東大在学中は自治会委員長、全学連中央執行委員長として60年安保反対運動で指導的役割を果す。80年代以降は保守派の論客として活躍。新しい歴史教科書をつくる会に参加,「国民の道徳」(2000)「新しい公民教科書」の執筆。
参加費:1000 円、 女性・学生;500円
主催:大和正論の会 代表 渥美 治 tel:090-1607-7024
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