産経「朝日が、米国で日本が韓国の告げ口外交をしたと社説で掲載。これはデマ、虚構だ」と激怒 | 日本世論の会 本部

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朝日新聞のこの社説は12月29日付朝刊に「慰安婦問題の合意 歴史を越え日韓の前進を」という見出しで掲載された。見出しはいかにも朝日新聞らしい日本も韓国も悪いのだから、という調子の、言ってしまえば、えらそうな論評を反映していた。自分たちは日本でも韓国でもない高所に立って、そこから双方を叱り、たしなめるという朝日方式の“宇宙人的”な説教だといえる。だがその説教には大きな事実関係の虚偽があるのだ。その社説の結論部分にある以下のような記述である。

「日韓の国交正常化を強く後押しした米国は、今回の和解にも大きく関与した。
この2年半、日韓両国はワシントンを主舞台として、激しい『告げ口』外交を展開してきた。
その結果、傷つき、疲れ果てた日韓が悟ったのは『不毛な争いは何も生み出さない』というあたり前のことであり、対話という原点に戻ることだった(以下略)」

上記の記述のうち決定的な虚構は「日韓両国はワシントンを主舞台として、激しい『告げ口』外交を展開してきた」という部分である。
日本がワシントンを主舞台として激しい「告げ口」外交を展開した事実などまったくないのだ。
私自身がワシントンに駐在して慰安婦問題でのアメリカや日韓の動きは詳しく追ってきた体験からも、
この朝日新聞の記述はデマとして響く。