2015年11月9日、中国メディア・新浪の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントによると、
暖房用スチーム
の供給が始まった中国東北地方の遼寧省瀋陽市で8日、微小粒子状物質
PM2.5の値が一時、1立方メートル当たり1155マイクログラムに達した。
街中が灰色がかったスモッグに覆われ、目やのどの痛みを訴える市民もいた。市は
最高レベルの警報
を出したが、建築工事は中止指示を無視して続けられ、環境保護当局のウェブサイトは約2時間にわたりダウンするなどトラブルが相次いだ。
この報道に、中国のネットユーザーからは「GDP成長率は国内最低レベルなのに、大気汚染は国内最悪。幹部連中は辞職すべきだ」「これが(習近平国家主席が熱弁してきた)『中国の夢』の味か」「環境保護局の職員はコネ入社ばかりで仕事しない」 「まるで煉獄(れんごく)だ。他の地域に移り住めない人は何とかして命をつなぐしかない」
「もうギネス申請していいレベル」などの批判コメントが多く寄せられている。