【ソウル時事】「過去の(日本の)蛮行を反省しろ」。ソウル市内の日本大使館が入居しているビルの前で1日、市民団体メンバーが安倍晋三首相の訪韓に反対する声明を読み上げるなどの抗議活動を行った。
警官隊が厳重な警戒態勢を敷く中、市民団体「愛国国民運動大連合」などのメンバー7、8人は「安倍(首相)訪韓は韓国にとって何ら助けにならない」と主張。
「安倍晋三(首相)は過去の植民地支配当時の(日本人の)蛮行について、何ら補償していない。反省しろ」
とこぶしを振り上げ、シュプレヒコールをした。
一部メンバーは、
安倍首相の似顔絵が描かれた布や紙をプラスチックのナイフでずたずたに破ったり、燃やしたりした。
(2015/11/01-14:54)