木 上 様 (世論の会投稿)
H27.10.3 篠田 亮
10月3日放送のNTV「ウェークアップ」が中華人民共和国での毒ガス兵器禍を新発見如くトクトクと報じていた。
“中国における遺棄化学兵器”問題は目新しいことではなく、田中内閣の日中友好条約時から交渉がなされ、遺棄兵器の処理が進められており、確か先年の尖閣・海保巡視船体当たり事件の折、日本側処理作業従事者(フジタ社員)の拉致監禁が強行されたのは最近のこと。
今この件蒸し返したは所謂〝歴史戦”の1つと見るべし。
Nixon の対中行動に慌てて田中が動いたあの時期我が方は周到な準備などなく、ショーバイ熱に浮かされて、数千年、異民族・異文化の席巻が繰返された彼の地の歴史が鍛えた文化に手もなく捻られる状況だったろう。
先ず、遺棄兵器が日本製?をどう検証したのか。のち和歌山カレー事件で、不純物分析から毒物の源まで解明した技術は、日中条約時確立されていなかったろうが今からでも遅くはない。
毒ガス兵器の世界先端国、当時のドイツは中華民国に軍事顧問団を出し、米・英・ソなどでも開発が進捗し、国府軍も重大関心を持っていたから、既に先方も入手していたとも考えられる。
「遺棄兵器」処理に当っているからにはサンプルなど入手済かも。現在の技術で分析を要す。サンプル採取を要求してもよい。
なにしろ、第1次上海事件で英仏米による南京艦砲攻撃をChinaは一言も非難せず。その被害に完黙。我が軍による匪賊乃至非正規軍?討伐行動に「30万人虐殺」のデマを流布させた相手、容易ではないが都度反論すべし。
なお当時の我が討伐軍は夜を日に継いでの歩行進軍(完全軍装30Kgで40Km/Day、途中、ドイツが整備したトーチカ(当時世界一のチェコ製機関銃装備)に難渋。
我が軍の機関銃装備程度寡少(銃身過熱によって連射能力も低い。携行弾数も小)。野砲兵であった知人から、我が軍自動車の積載能力・稼働率が低く、“シボ”と呼んだ米国製を珍重したと聞く(戦後米軍が払下げた我が軍トラックの貧弱を実見)。
〝30万人”は2000トン超。揚子江まで運搬する手段を当時の歩兵部隊は保有せず。河岸に投棄して約200㎞の死体の流れを欧米の半植民地だった彼の地在住者の目撃ない筈なし。地中遺棄とするには、幅3m、深さ2m、延長10㎞以上の坑として、60万㎥の掘削。当時の我が工兵にはパワーショベルどころかブルドーザーさえ無し。死体腐乱、悪疫発生防止のため短時日が必要の筈。
30万人の遺骨発見も聴いたことなし。
アキンド根性か、敗戦後遺症か、対中オモンバカリが先行する戦後列島人のMentalityを此の際叩き直したい。
序で;テレ朝やTBS には既に匙をなげているが、日テレの深層NEWSも同じ穴のムジナ。要注意。
彼らのスケコマシに乗らない国民復活は如何に?18歳選挙権はまた薬物投与か。
ジユウ・ミンシュの副教材などより、人間なるものの自省。生物の生は他の死が下敷きを考えさせることこそ肝腎。
以上