鹿児島全県で土曜授業が復活 全国初、公立小中で月1回
鹿児島県教育委員会は19日、2015年度中に県内全43市町村の全ての公立小中学校(計752校)で、土曜授業が導入されると発表した。実施日は原則第2土曜日の毎月1回で、学力向上を図るのが狙い。文部科学省によると、都道府県単位で土曜授業が完全復活するのは、学校週5日制に完全移行した02年以降、全国で初めて。
鹿児島県は小6と中3を対象とする全国学力テストの成績が低迷しており、県教委は昨年12月、導入に向けた統一指針を市町村教委に通知し、土曜授業の実施を促していた。対象は小学校が526校、中学校は226校。土日や祝日のスポーツイベントと重ならないよう、統一して第2土曜日午前中の半日(3こま)で実施する方針。
授業の内容は市町村教委に委ね、体験活動や地域のゲストティーチャーとの協力、道徳の授業、習熟度を測る月末テストなどが挙がっている。
県教委によると、まず新学期の4月から指宿、南九州、南さつま市など10市町村教委が導入。10月までに鹿児島市や鹿屋市など計29市町村が順次、導入する。残る4市町村は今月中に開始時期を決めるという。
文科省は13年11月、学校教育法施行規則を改正し、学校を設置する教委の判断で土曜授業ができるよう要件を緩和した。これを受け県教委は14年度、坊津学園小中学校(南さつま市)など2校をモデル校とし、導入を検討。県教委は「地域と連携した校外での体験学習などに手応えを得た。子どもたちの学習意欲の向上や主体性を育む機会につなげたい」としている。
文科省によると、全国的に土曜授業は増えており、14年度に年1回以上の実施を予定している公立学校は小学校17・1%、中学校18・3%だった。
西日本新聞社
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