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木 上 様 (世論の会投稿
H26.12.18 篠田 亮
「総選挙結果感想」
1.共産党の著増
共産党議員が斯くほどの勢力の国は何処か。
所謂共産圏以外に例あるだろうか、あればこの列島と比較
考究する論を聞きたい。
戦争反対に繫げる3題話に易々と乗せられる者の多さを
熟考すべきときと思う。
生きとし生けるもの、生存のため命を賭すものであり、とき
に徒党を組む事の排除不可を完全に忘れている脳天気を如何
にして覚醒させるかが肝腎(動物のみならず、植物さえ群生
して種の保存を図る)。
独立自尊なんぞ毛ほどにもなく、“命ばかりは--”の存念に
“国家死滅必然論”の存否を問い、人間の本質にある利己動
機を如何に制御するかを問うべし(いわば国家とはその仕組、
且つ地方自治なり)。
2.沖縄県選挙区自民候補全敗
都道府県別投票総数を、産経新聞と総務省HPに当ってみたが
見当たらず。現代カワラバン屋(騒ぎを醸成すれば収入増)と、
ある種政治勢力が“大義ナシ”を唱え続け(大義と云いつつ本
心を隠蔽。タイギなこと)、その扇動効果指標とした投票率ば
かり事挙げしているが、投票総数を報じてない。
期日前投票数は投票総数と同様の傾向と仮定すると、前回S
24年選挙対比で、沖縄県は2割余の増加だ。国全体の人口減
傾向と真逆。推測するに、ある種勢力が県知事選挙に合わせ
て大挙流入したのではないか(数万人? 実は3月以上前に
転入手続すれば、選挙権は取得できる)。
4月には地方選がある。それまで住民登録を維持するかも。
社会保険加入、義務教育生徒転入学など別角度からの行政デ
ータとの整合性を検証して欲しいもの(尤も多年の反中央気
分の蓄積で自治体吏員も共犯かもしれないが手を尽したい)。
全く別の点検:S47年までの米軍政下、どんな社会科教育が
行われたか。当時の教員ではなく、教材を点検したい。
TVなど登場の年配者インタビューに、沖縄は捨石にされた
の声を聞くが、陸軍のみならず海軍陸戦隊も玉砕。九州各地発
特攻機戦死3千名、菊水1号作戦で戦艦大和の戦死者だけで3
千。これが見殺しだろうか。戦時下でこれらが報じられる筈な
く、終戦の詔勅前に米占領下になって、最後の敢闘は知らされ
なかったと思うが、返還後40余年、政府の怠慢や対岸国の工
作も有ったろう。就く地方新聞などの宣伝から未だ脱し得ない
のは残念。地方紙の氏素性分析皆無も不思議(普天間飛行場の周
辺状況は米軍による強制移転や誘致の結果ではないし、他の地域
でも経済活動開発が禁止されていたのでもない)。
キチフタンとやらを真摯に論議してこなかった政府や媒体のコト
ナカレが口惜しい(朝鮮戦争ー桑港条約以前、の頃まで米軍基地
の7割が神奈川県にあった。独立以前故我が警察は無力、敗戦の
憂き目を知らぬわけでないが、沖縄について同情ばかりでない心
情在り)。
確か,屋良氏か、太田氏曰くの“基地の存在が攻撃を招く”とは
意図ある者に隷従することか。この辺り県民は真剣に考えるべき
だ。自衛隊員の国立琉球大聴講生反対どころか自衛隊基地にも反
対する心情をよくよく反芻し、政府は存念を披瀝すべし。
3.民主党の動向
代表選挙を近く行うらしい。民主党の該選挙有権者は党員と“サ
ポーター”。サポーターとは国籍問わず、年会費2千円納入が要件。
他の役員もこれで選ばれる。と云うことは国政等の公認候補は彼ら
が決める。これは外国人の政治支配に道を拓くもの。単に政党の運
営方法とは言えない。思想の自由だのを振り翳されると黙ってしま
うセイジ屋さんに生業を賭けて戦ってほしい。少なくとも政党助成
金対象からはずすべきだ。
尤も、パチンコ売上げ、約20兆円(一時27兆円に昇った筈)、その
消費税課税(8%で1.6兆円)のザルぶりを考えれば、助成金など
ゴミかも。されどその牽制効果は大きい。徴税強化に邦人議員の勇気
を期待する。序で;玉貸機を税務当局貸与とすればよい。
放送事業者の外資制限が持株会社方式で実は有名無実、広告代理店によ
る媒体支配、中小企業の会計に胡散臭い商いが浸透して乗っ取り作戦進
行中(早い話脱税指導によって強請ネタ、ガッポガッポ)。
危ういかな、日本!!
4.横須賀から当選の代議士
ダツゲンパツと云う子供騙しで、“ドッコイおいらは生きている”と媒体
に露出した親父同様のテキヤ風処世。
世界唯一の、太量核分裂生成物に露出された日本人が、核兵器保有国戦
略に手もなく乗じられ、原子力利用から撤退世よの声盛ん。
広島、長崎は、制御抜きの核分裂で、福島とは大違い。核種、線種が相
違し、人体影響の種類・強度に差はあろうが、両被曝者の病変などから
福島事故の科学的影響診断の貴重な根拠となる筈。
然るにこのアプローチがなされたのかどうかすら不明。米軍のABCC
データは入手できなかったとしても、我が方の、被爆者援護法に基づく
被爆者手帳(所謂原爆手帳。医療データ)の分析がなされたのか、然りと
すればその結果・内容が明らかでないことに不審を感じる。
福島の復興にも大きく関り、怪談で儲けようとする悪漢を制するにも、科
学者の勇気を切望している。小生はS30年代後期を最初に、都合7年住し
たことあり、爆心地の、盛大な蝉の声に複雑な思いがあった。
種々の思惑排除した科学を求めてやまない。 (了)