丸山です。
■橿原神宮前で、約2000名が提灯奉迎
昨日11月15日(土)の夕方、天皇皇后両陛下には第34回全国豊かな海づくり大会にご臨席のため奈良県に行幸啓遊ばされた。これに合わせて日本会議奈良を中心として地元で奉迎実行委員会ができ、同日、お泊り所の橿原ロイヤルホテル近くの近鉄「橿原神宮前」駅中央口ロータリーで提灯奉迎を行った。
小生にも提灯行列の先導の協力依頼があったので、喜んで行かせて頂いた。昨日も夕方となればかなり冷え込んだが、集合場所の橿原神宮森林遊苑には5時半ごろから受付付近に次第に参加者が集合して、出発時刻の6時40分頃はもう公園内は一杯となった。参加者は2000名は越えていたと思われる。公園内の照明がほとんどなく、最初は誘導も大変であったが、提灯の灯りがともされるとようやく、整然とした縦隊で並んで頂く事ができた。事務局メンバーの呼びかけがかなり浸透していることが伺えた。
セレモニーーを終えて、「出発前に万歳の練習をしましょう」と言うと、参加者からは明るく笑いが起こり、一気に奉迎の気持ちが高まっていく手ごたえを感じた。
約20分、駅まで「万歳」と「ありがとうございます」の掛け声を繰り返したが、参加者全員が繰り返しながら上下に揺れる提灯の灯は本当に美しかった。
先頭が駅前ロータリーに着いてからも最後尾が到着するまで約15分位がかかり、両陛下のご答礼に間に合うか気が気でなかったが、なんとか間に合った。ロータリーも参加者で埋め尽くした。
7時15分、ホテル最上階の中央の窓が一瞬、明るくなり、そして暗くなると両陛下の二つの提灯の灯りがはっきりと見えた。左右、上下と2回繰り返されたのに合わせて、参加者全員が万感の思いを込めて、左右、上下に提灯を揺らしながら、「ありがとうございます」「万歳」を繰り返した。両陛下と参加者の絆を改めて噛みしめた。
その後、お部屋が明るくなり、両陛下が確かにこちらに向かってお手を振られているところがはっきりと拝することができた。両陛下の御姿が見えなくなられた後、全員で国歌をまこごろを込めて唱和した。
終了後、皆、おだやかで嬉しそうな表情で解散していったが、感謝の誠を両陛下にお伝えすることができたという充足感に満ちていたのではないかと思う。大成功に終わった提灯行列であった。
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丸山 公紀
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