「晩節を汚すな退職公務員」(意見) | 日本世論の会 本部

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各位

下記を各方面に発信しましたのでお知らせします。 湯澤甲雄



「晩節を汚すな退職公務員」(意見)

法で決められた職務を全うせず、お金が多くもらえるという自己都合により、多くの
公務員の駆込み退職希望者が続出しているという。
当局側と退職希望者の言い分はさておいて、公務員を法の定めるところにより
永久に奉仕する奉仕者として任用し、納税してきた主権者たる国民の目線で本件
の始末を考えると次のようになる。

(1)主権者たる国民は、憲法第11条により国民の基本的人権の永久の保障を享受す
   るために、法の定める奉仕・職務を遂行させる目的で国民は公務員を任用してい
   る。お金が今欲しいから職務を止めて退職してしまうことは、民に対する永久
   の保障を勝手に中断・逃亡することであり、憲法規定上絶対に許されません。
   この場合は、あくまでも円満定年退職ではなく自己都合退職であるので、退職金
   計算は規定の定めにより、ゼロもありうる相当な減額計算を行うことにより、
   支払われるべきである。また、叙勲授与対象から除外されるべきである。

(2)中途退職を希望する公務員は、国民が納得できる即ち、法で許容されている退職
   事由を当局者に示すべきである。
   正当な退職事由があるとき、退職が認められる。この場合、退職金は、自己都
   合退職者に適用される計算で支払われるべきである。

(3)教師は、生徒に対する卒業証書授与を使命として日常の授業を行っている。
   生徒の卒業式に、お金が欲しいために立ち会わない教師は、授業の根底を否定し
   ており、自らを民間企業の労働者と思ってきたに相違ない。公務員教師の資格をも
   ともと有しない人である。給与や退職金支給対象者として不適格であったのであ
   って、今まで給与を支払ってきたことがなんとも忌々しい限りである。

(4)国民のために命を削って永久の奉仕者として国民から尊ばれてきた公務員の職
   は、末代までも誇りうるものである。整斉と法に準じて晩節を汚すことなく全う
   し、長く誇りの中で第二の人生を堂々と生きるべきである。後輩に恥ずかしい思
   いをさせてはならないのだ。以上 

平成25年1月24日
内閣官房、内閣法制局、人事院、内閣府、宮内庁、公正取引委員会、国家公安委員会・
警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、公害等調整委員会、法務省、外務省、
財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、
防衛省、会計検査院への送信依頼を 受付ID:0000630089で受付ました。
神奈川県 知事、県会議長、教育委員会委員長、人事委員会委員長宛 送信済み、
横浜市  市長、市会議長、教育委員会委員長、人事委員会委員長宛 送信済み、