このブログは、3ヶ月の独学で合格した令和2年度の日本語教育能力検定試験の体験記です
日本語教育能力検定試験 独学の勉強方法
記述対策の記事が途中なのですが、先に書き溜めている記事からアップさせていただきます
今回は、独学での基礎固めについてです。
ここでいう「基礎固め」とは、音声・文法・記述対策と問題演習(過去問や問題集)以外の基礎知識のことですが、
私が独学で合格できた最大の理由は、この基礎固めだと思っています。
ポイントは、この基礎固めがある程度終わるまでは、
過去問に手を出さない
音声にも手を出さない
記述にも手を出さない ということです。
過去問に手を出さない理由
単純に、私の性格的な理由です
以前の記事でもご紹介しましたが、私の学習スタイルは、過去問メイン(過去問重視)の勉強法ではなく、参考書メイン(参考書重視)の勉強法です。詳しくはこちらをクリック(前回の記事にとびます)
他の皆さんが取り組まれているような、「分からなくてもいいのでとりあえず過去問を先に解いて、それから参考書で調べていく」方式にすると、私の場合、あまりにも分からないことが多すぎて、それがストレスになってしまうので、参考書で先に知識を蓄積し、その後に過去問を解くスタイルにしました。(これは完全に好みの問題です)
音声に手を出さない理由
これは、音声に手を出してしまうと、いつまで経っても、基礎固めが終わらないためです。
音声については、私の場合は、CDを聴く→回答する→正答を見る→(最初のうちは大抵間違っているので)再度CDを何度も聴く、という方法で取り組んでいたので、音声対策自体、1回あたり時間をとられてしまいます。
音声に手を出してしまうと、その分、基礎固めが終わるのが遅れていき、過去問題にも取り掛かれないので、先にとりあえず基礎固めを終えることに注力しました。
記述に手を出さない理由
記述問題の小論文を書くにあたっては、基礎固めで得た知識(日本語教育の専門知識)が必要な場合も多いので、基礎知識が身についていない状態で小論文を書くことは難しいと思います。(もちろん、一般的な知識で乗り切れる場合もあります。)
私の場合は、試験本番の3週間前に初めて記述対策を始めたのですが、この終盤の時期にあえて記述問題を解くことで、小論文を書きながら、基礎固めで得た知識を思い出す=基礎知識の復習ができることになると思うので、記述は後回しにしたほうが効率が良いと思います。
勉強開始時期
試験本番の3ヶ月前から(=この試験の勉強は、まずこの基礎固めから始めました。)
勉強にかけた時間
<1か月目>とにかく、これだけやる!
勉強にかけれる時間全てを費やしました。(=この作業しか行いませんでした)
私は、1か月目は、
平日については毎日、土・日についてはどちらか1日
平日・土日とも、最低1時間、最高で2時間、平均して1、5時間
試験の勉強時間に充てていましたので、この時間全てをこの作業に費やしました。
<2か月目>半分は、この作業に充てる!(残りは他の作業に充てる)
勉強にかけれる時間のうち、
平日については毎日、土日は無し
平日に1時間
というスケジュールで取り組みました。
<3か月目>時間配分は少なくするものの、この作業はやり続ける!
勉強にかけれる時間のうち、
平日については毎日、土日は無し
平日に1時間
というスケジュールで取り組みました。
使用した教材など
メインで使用したもの
日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド
(試験範囲全般の参考書)
サブで使用したもの
日本語教育能力検定試験 分野別用語集
(単語帳のようなイメージ)
(無くても良いと思います)
お助けアイテム
付箋
お助けアイテム
Youtube
次回の記事では、具体的な勉強方法をご紹介します