『御安堵召されい。棟打ちじゃ。』…嘘だ!酷い怪我するに決まってる!ムネかミネかどっちだ! | 日本語を楽しもう!!

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ようこそ!
日 本 語 を 楽 し も う !! 』 
また、読みに来てくれたんですね…!




………。









どうしても
やるというのか?










恰好付けやがって!
道場破りで慣らしてるんだ!
目にもの見せてやる!









仕方があるまい。
無用な殺生はしとうはない。










!! ちゃりーんっ !!










あーっ…
弥助さん!










お琴、安心せい。
棟打ちだ。
弥助を介抱してやれ。










はい。丈之進様。










お琴…、
今後はお前が弥助を
支えていかねばならんのだぞ。

弥助の故郷へ戻って
二人で
安穏に暮らすがよい。










………………。










どうでもいいと御思いでしょうが…









ちゃりーんっ”というのは

何という動きなのかは知らないですが
棟打ち”するために
刀を半回転させて
持ち替える時の音です。










本当に
そんな音がするのかどうかは
定かではありません。










プププッ









………………。
………………。










峰打ち”(ミネウチ)
ということの方が
多いと思いますが…









刃では無い、反対側の背の部分
打ち当てるようにする…

斬り方?ですね。











棟打ち”(ムネウチ)
刀背打ち”(ミネウチ・ムネウチ)
とも書きます。









元々
刃の反対側は

峰・棟・背
と呼ばれています。









………………。










「安心しろ。峰打ちだ。」
とか

「案ずるな。峰打ちじゃ。」
とか

「御安堵召されい。峰打ちじゃ。」
とか

主役
いろいろ言うんですが…









猛者というか
剣の達人ならば

斬ることは出来なくても…









ある程度の重みのある
金属の棒で叩き付ける
訳ですから

筋肉断裂
骨折は間違いないですよね。









かなり
酷いことにはなりますよ。









………………。









因みに
刀の
刃でも背でもない
平たい面を使って
打ち当てる場合は

平打ち
というそうですね。









………………。












最近の時代劇では
余り殊更に
峰打ち”を言うことは
なくなったように
思うのですがどうでしょうか。









































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「侍」の日本語
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