なんと山種美術館、「富士と桜と春の花」展。
1○年ぶりの東京から一ヶ月後にまた来れるなんて思ってもみませんでした!
今回も時間的にここしか行けないけど十分!
美術館手前の交差点の桜が5分咲き。
美術館ロビーにはドーンと加山又造「千羽鶴」の陶板障壁画。
奥村土牛の「吉野」「醍醐」、
お球さんの「めでたき富士」、
北斎の「凱風快晴」
などなど…教科書級のものばかり。
図版ではよくみていた作品も、
実物を見ると、絵の具の盛り上がり、筆づかい、金泥のきらきらがわかり、
画家の想いが伝わってくるようです。
桜色の作り方は、胡粉に朱を混ぜて作りますが、朱の選択も様々。墨を混ぜてあったり、緑との補色効果で鮮やかに見せたり。
桜の形は、リアルなものよりむしろ🌸記号のような形が多かったです。その方が観る人それぞれの桜が想像されるように思います。
一番印象に残っている御舟の「夜桜」は、墨と胡粉で桜を描き、蕊に銀泥、葉脈と背景に金泥を使い、やわらかな月明かりに照らされた桜の情景を表現していました。美しかった……余韻に浸る。
いいもの観たなぁ~+゚。*(*´∀`*)*。゚+
早く帰って描きたいなぁ~_φ( ̄ー ̄ )
ーおまけー
美術館の大理石の壁にたまたま見つけた化石?
ここでずーずーしく私の桜のワークショップはこちら。
桜を描きたくなったら参加してくださいね~