下関市立美術館 オランダ・ハーグ派展 | 日本画いろは 川村愛

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福岡在住の日本画家 川村 愛 の【 ことのは帳 】です。
絵のこと。日々のこと。綴ってまいります。

自分がいかにアバウトか・・・。

今日は北九州校の授業だったのですが、午後からというのをすっかり忘れて、朝8時に博多駅を出発。特急の中で手帳に3限と書いていることに気づきました(。-_-。)
まあ、遅刻するよりいいだろうと思いつつ、あまりに早く着きすぎる。

『よし!下関に行こう‼︎ 』

なんたる思いつき!
と言っても、ふぐ食べに行くわけじゃなく、下関市立美術館へ行ってきました。

下関市立美術館はこじんまりしていますが、雰囲気や展示内容も良くとても好きな美術館です。
ここで戸畑の北九州市立美術館を選ばないあたり自分でも呆れます(笑)


九州工大前を通り過ぎ、門司で乗り換え海峡トンネル、下関駅から関門海峡を横目に10時前には到着。早くて誰もいない(笑)

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現在は
「近代自然主義絵画の成立  オランダ・ハーグ派展」
を開催中でした。(~2月16日まで)

ミレーからゴッホ、モンドリアンまで、有名どころは少ないもののバルビゾン、ハーグ派の静かな農村と自然の風景に心が癒されました。

海景の明るい空に、自分が風景画を描いていた頃の原点を思い出しました。
イスラエルスの「日曜日の朝」という窓辺に座る女性の静かな佇まいが印象的でした。

以前は、バルビゾン派の強烈な明暗のコントラストが苦手でしたが、陰の中の階調や素朴なモチーフに落ち着くとは、年とったのかなぁ…。
いや、年を重ねたからわかるようになってきたということにしよう(´∀`)

図録やポストカードも買いましたが、これから福島・東京を巡回するようなので写真のアップは控えますね。
ぜひ本物をご覧ください。
詳細はこちら↓↓↓

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下関の海と船のペンキの匂いに小さい頃育った漁師町の懐かしさを感じつつ…

では、授業にいってきます!