湿気がなくなったので、どうさを引き 次の制作の準備を始めました。
今回は、【 裏箔 】うらはく です。 ウン・タン ウン・タン…じゃないですw
薄手の白麻紙の裏側からランダムに洋金箔(=純金ではない)を貼りました。
こちらは全面に貼りました。
今回は、洋金箔という真鍮を使った箔と、 アートグルーという化学膠を使ってみました。
箔を貼りたいところに膠水を接着剤として塗ります。
通常の膠は、牛や馬、鹿の腱・皮などから煮出して作られますので、 タンパク質=コラーゲンが主成分。 つまりゼラチンです。
それに対し、化学膠は樹脂で出来ています。
メーカーが公表していないので何とも言えないですが、 酸性なんじゃないかなーと思います。
なぜなら、
こんな風に緑色になるからです!
紙の表側からなのでちょっと見にくいです。
真鍮箔には、銅が含まれます。
その銅が水・二酸化炭素などと反応して、緑青が出来た状態です。
10円玉にできるカビのような、あれです。
ちなみに「緑青が猛毒」というのは迷信だそうです。
ブロンズ像の緑や、岩絵の具の緑青も同じものですから、 扱っても健康被害はありません。 食べたら…わかりませんけど(^_^;)
昨年、息子の夏休みの自由研究に オリンピックイヤーだったこともあり、粘土で金メダルを作りました。
その時に純金箔をケチって真鍮箔にしたため、今ではこんな感じに…(笑)
本物は錆びないはずですがねぇ…。
話がそれましたが、
今回、木の茂った感じを出すために、これを効果として使えないかと思って、敢えてやってみました。
さて、どうなる事やら~♪
*普通の膠でも、緑青が出ることはあります。 ただ、こんなに急激に変化ではなかったように思います。 同時進行した銀箔は変化しませんでした。
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