スクラップ&ビルド。 | 日本画いろは川村愛

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ご訪問ありがとうございます。

先週、怒涛の出品ラッシュの戦闘モードから、
今週はPTAの仕事たっぷりのお母さんモードへトランスフォーム!( ̄^ ̄)ゞ
週末はやっと布団で眠れました(笑)

よく「一つ描き上げるのにどれくらいかかるんですか?」と聞かれます。
締め切り直前に徹夜すればパッと描けるんだろうと思われては困ります~(^_^;)
そこに至るまで、構想を練るのに何ヶ月何年もかかる事があります。
構図が決まってからも、
一気に短時間で描ける時もあれば、 1ヶ月絵具をかけてもまとまらず、
洗う(絵にお湯をかけて絵の具を流す!)ということは、ほぼ毎回…。

まさにスクラップ&ビルド !(笑)

膠はゼラチンと同じものですので、 熱によって膠の網目組織が壊され接着力が弱くなり、絵具が動きます。
そこを布や筆で拭って不要な絵具を取り除きます。
重なっていた絵具が並列に並ぶことでうまくいけば画面に統一感が生まれます。
うまくいかないと、絵具が混ざって色が濁ってしまいます。

もちろん、紙を痛めますので、多用するわけにはいきませんが、 洗ったあとは、どうさをかけて、新たに色を重ねます。   
  ※どうさ・・・膠水+明礬のにじみどめ

そうこうして、何とか作品を送り出すことができました。
公募展ですので、落選して帰ってきたらお見せできます( ̄▽ ̄)
ちょっと一部公開♪ さてさてどうなることやら~。

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