インサイダーズ/内部者という映画をご存知だろうか?


2015年に公開されたイ・ビョンホンがヤクザ役を好演した韓国映画である。

政治家、自動車会社社長、新聞社主の癒着を彼らに裏切られたヤクザのイ・ビョンホンと特捜検事が、政財界とマスコミの悪行を追い詰めるという話だ。


ここ数年、韓国映画は、2012年公開のヤクザ世界での仕上がり、そして落ちていく、悪いやつら、2014年公開、韓国版のゴッドファーザー、新しい世界、2015年公開、財閥のご子息の悪事を追い詰める、ベテランと、面白い作品が多い。


この手の韓国映画は、眠い時にみても、わかりやすく、頭を使わない。

悪い意味ではない、入り込みやすいのだ。


そして、観ていて、最後にスカッとする作品が多い。少し歪んではいるが、いわゆる勧善懲悪である。


若干語弊があるかもしれないが、僕が大好きな時代劇に基本がよく似ている。


僕が時代劇が好きなのは、じいちゃんばあちゃんが好きだったからだと思うのだが、それはきっと老若男女皆が安心して観れるからだ。


ただ、前述の韓国映画については、老若男女の全てに受けるわけではないので、そこは注意をしないといけない


さて、時代劇の良いところは、だいたい利権を持っている悪代官のところへ、越後屋なりが悪さをしていることへのお目こぼしなり、何かの賄賂なりを、持っていき、お主も悪よの〜となり、悪代官は口元を扇子なりで隠すのを常とするのだ


そこへ、「ひとーつ、人の世生き血をすすり、ひたーつ、ふらちな悪行三昧、みつ醜い浮世の鬼を退治てくれよう、桃太郎」と啖呵をきるのが、桃太郎侍こと高橋英樹である。


まぁ、僕のじいちゃんばあちゃん共々、口にこそ出さないが、まってました!となる訳である。


そんな越後屋が、悪代官へ貢ぐ際に使用されてる小道具がまんじゅうなどが詰まった菓子箱であったりするのであったわけである。


ところで、1994年のショーシャンクの空に、という映画中でも、賄賂のシーンがある。

主人公が投獄されている刑務所の所長が、囚人達の作業を行わせる為に、公共事業を格安で入札を行わない、ほぼ全ての事業を受注してしまう。困った地元の業者は、この刑務所長に、袖の下を渡すことになるのである。


ショーシャンクの空に、の場合は、地元業者の奥様が焼いたというクランベリーパイの下に現金が入っていたりする訳だ。


そう古今東西、賄賂はお菓子なのである。


世の賄賂はお菓子である。


さて、森山助役は、なんのお菓子に潜ませたのだろうかと、疑問に思うのであった。

まんじゅうであったのだろうかそれとも、助役の奥方が焼いたクランベリーパイであったのだろうか