ジョバンナは私のことを「みどり~な」と呼んでくれる。そう呼ばれると、なんだかイタリア人になったような気分になる。ジョバンナは英語で話しかけて来る。ある程度はわかるが、何しろ英語がだめで中国語に走った私なので、中1程度の単語しか出てこない。時時せっちゃんがイタリア語で間に入ってくれるが、やはり英語でいいからもっと話したい!と思った。中国語も韓国語も中途半端だが、英語はカタコト、次なる目標はもうちょっとスムーズな英会話だ。
今回、ジョバンナは3週間以上かけて日本を旅してきたという。せっちゃんはずっとそれに付き合っていたのだそうだ。さぞかし、お疲れのことだろう。彼女は月曜日に帰国するそうだ。
私のささやかな手料理を美味しいと褒めてくれた。ジョバンナの持ってきてくれた茄子の一品料理は最高に美味しかった。こうして世界中の友達と、一緒にご飯を食べられる幸せを満喫した午後だった。