「星屑のソーダ水」
初夏を漂う妖精を、気怠い明け方、
浅い眠りに溶け合う人の顔を忘れた、
かすかに月が青白く、
森は葉を揺らしてた、
倒した瓶から垂れて流れるソーダ水、
弾けてしまう流れ星、
散文詩とトランペッター、
夜に泣いた吸血鬼、
短いデニムのショートパンツ、
バンダナ3枚重ねたビキニ、
弾ける泡は星屑ソーダ、
昨日の夜をひっくり返した、
小さいころ見た花火に似てた、
疑いもせず誰か愛したころみたいな、
雨季を思う空の色、
眠れず数えた星は百、
浅い眠りと不機嫌なネコ、
鹿の泣き声、旅のキャラバン、
シェリーに眠る、シェリーで眠る、
弾ける泡は星屑ソーダ、
昨日の夜はこぼれて消えた、
そう思うと少し楽、
明日に焦がれた、
そんな日々は星屑ソーダ、
あの夏、ぼくらは流れ星になにを願ったんだろう……
レビュー書いてくださった方、どうもありがとうございます!
流星ツアー(表題作を含む短編小説集)
あの人への想いに綴るうた




