
酷く深い眠りから醒め、夢現の境界線がは曖昧で、
こすり見る美しい空、流れる風と、傍らに微笑む憧れの美しさ、
どうやら新たな世界にたどり着いてた、愛する人の笑う顔だけ、
もうここで生きると誓った、それが幻だとしても、
だから永遠に14歳で、明くる朝さえ未来なんていらないんだ、
“明日はいらない、停まり続けるって決めた、
僕らはようやく永遠を手にしたんだ”
互いに名前を呼び会おう、与えられたそいつじゃなくて、
意味の有無の取り去った原始に近い快楽だけで、
まるで終わりすらもない、そして日々が愛しさを持つ、
僕らだけが生きる季節は巡る、凪いだままの海辺にて、
酷く悲しい夢を見てた、架空の世界に生きた僕らは、
すでに汚れに満ちた原始の獣、
海風が流れてる、だけど幻だと知った、
砂がつくる果てた波、その渇きに夢だけ見てた、
これからここに生きるにしても、あまりに喪失だけが浮かぶ世界、
砂時計さえ落ち行かない、
呼びかける、声は誰に届くのだろう、恋人の名を呼ぼうにも、
その記憶さえもなく、無音の砂海、声なんて届かない、
呼びかける、声はいつ響くだろう、
恋人を描いても、互いに呼び名なんてなく、
止めた時間に叫びなんて響かない、
途方にくれる、世界は苛烈なワンダーガーデン、
憧れたはず、世界は無音のワンダーガーデン、
叫んでる、止まったままの時計の針を指で進めた、またいつか動くだろう、
その砂の波が光る水の青さを取り戻す、夢に見るから幻なんだと、
異邦に叫ぶよ、世界は苛酷なワンダーガーデン、
憧れたはず、世界は無音のワンダーガーデン、
鳥たちまた飛んでゆく、醜ささえもが戻ってく、
描いた夢想に生きられるほど強くはないと、
張りあげる、声は空の彼方に突き抜ける、
届くだろう、声は海の色さえ変える、

