
凍る海を眺めてた、青白く光る結晶、まるで水晶、細め見るも合わせた瞼が繋がりそうで、何も見ないふりをする、
永遠なんて何処にもないと握りしめる手の平で、脈打つ胸はまだ生きる、静寂には心臓が、刻みように打ち続け、やがて砕氷船は沈んでいった、
夜に想うはいつも同じで、今夜はどこか遠くに吹鳴が、あるいは風が届けた花火の音色、
インディアン・ブルーの宙に触れてる、切るナイフみたいな風は相変わらず肌を滑って、揺れる煙とかすかな種火、対になるもの、せめて優しさくらいを手にし、また日々を重ねよう、
惑う星に手を伸ばした、
それに届くことはない、
それでいいと笑い合えたら、
星は惑い続けりゃいい、
旅がまた僕らを待つよ、心臓が弾けるくらいの意思になる、背を伸ばして闇が波打つ虚空を蹴って、