
陽が落ちる鉄の森、 尖る影はどこまでも伸び、その先は青を衝く、いつか月さえ貫くだろう、
地球はいつか夜だけになる、コウモリは蛇行しながら眠り場探して、もう疲れ果てて落ちてゆく、
この世界にいられないと宇宙船は旅立って、まだ見ぬ星へと、まだ見ぬ星へと、ずっと遠くへ、
“夜がないなら星は光らず、光はあるも命は儚く”
鉄の森に帰る鳥を見つけては、果てなき夢想に浸るだけ、青くさいと笑い飛ばす自身のありか、
鉄の森は錆びつきながら、羽根の温もり、愛おしそうに、さえずる声を響かせて、
今日もただそこ立ち尽くす、
途方にさえ暮れてるようで、
今は夜に立ち尽くす、
明日のことなど、考えるはずもなく、
“夜がないなら星は光らず、光はあるも命は儚く”