“casablanca” -Remix- | ワールズエンド・ツアー

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!

“彷徨デイズ” ~無音のロックンロールを撃ち鳴らせ!!~-100919_220522.jpg

腹を見せてる横転タンカー、漂着したシャチみたいに見えた、

濁色、溢れさせてサカナたちは固まっている、
カモメはカラスになれないから海に食われてた、

ステージ待ちの踊り子たちは退屈しのぎにそんな光景眺めてる、

“羽根があっても飛べなくなっちゃ終わりだね”

静かな目をしてパンを食わえる、口のまわりはブルーベリー、ジャムまみれ、

オリオン座の映画スターは忍び込んだ楽屋裏、獲物を狙う獣の目をして、そんなの慣れてるトップダンサー、ルーキーに耳打ちしてる、カメラマンは映画スターを盗撮してて、ルーキーダンサー、舌打ちをした、

ストロボ、フラッシュ、ミラーボールのダンスホール、踊り子たちは夜の海を想ってた、沈むカモメを想ってた、

夜を終えて、朝をはじめて、髪をくしゃくしゃしながら抜け出たホテル、鉄のシャチは浮かんでなくて、オイルだけが浮いていた、

サカナもカモメもいなくって、歯磨きしたり寝ぼけ眼でタバコ吸ったり、それぞれ遠くを眺めてた、波音だけが泣いていて、背を向けたトップダンサー、何も言わず歩いて行った、

海が光を吸い込んで、
舞い上がるときは風の声に耳を傾け、なるべく高く舞い上がれ、

だが、翼は永遠に羽ばたけないし、地上には突き出た岩もある、突き立つ木々もある、

忘れるな、真下にはいつも地があることを、