“ジュリアン” | ワールズエンド・ツアー

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!

ヴードゥーガールズ、名前くらいは知ってんだろ、郊外パーティ、裸でレコード廻したイカレた連中、そんなかの誰かと酔っ払いの武器商人……や、宝石商だっけ、まあどっちでもいいな、そいつが気まぐれにヤッちまって俺が生まれた。

どこにでもある話だろうな、別に珍しいことじゃないよ、あ、ビール飲んでもいいかな?

あいにく心優しいシスターには拾われなくてさ、俺を拾ったのはアホ丸出しの奴隷商人、人身売買やってるジジイだった。

10歳には船に積まれて、そう、乗せられたんじゃない、積み込まれたんだ、荷物だからさ。アタマ数がいりゃいいわけだ。
で、どこだか知らない鉱山に放り込まれてさ、あるはずもない金塊を掘らされていた。

こう見えてもタフなほう、別にたいしたことはなかったね。1日2回メシは出るし、たまにはビールだって飲めたしさ。
けど、イカレちまったり首吊っちまった連中もいた……逃げ出そうとしたヤツは見張りのデブ……塔から俺らを監視してんのさ、そいつがライフルで撃ち殺しちまった。

あの野郎、思い出すだけで吐き気がするよ。

アタマに命中したら汚い指を鳴らして奇声をあげやがんだ、“イエス”とか下らねえことをさ。

そこで俺は“103”って呼ばれてた。



続劇……