『No Gain』 ジェジュ目線 ユンジェ小説 | 東方神起大好き、ユンジェ大好きmatsuのブログ

※コメ返はこのお話が終わるまで控えさせて頂きます。あとがきにコメ返も含めたお話を致します。




えーっと・・・たぶん、泣けます。たぶ、ん・・・(-_-;)


ご注意下さい。




あと、ジェジュン作詞作曲の『No Gain』の日本語訳を読んでからの方が、より良いかと思われます。






※リアル設定のお話です。完全にまつの妄想になりますので、鵜呑みにしないで下さい。








ジェジュ目線







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Baby 他に誰かが出来たとしても




君を決して忘れられないよ




Baby you know I can't forget


(僕が忘れられないこと知っているだろ?)




酔っ払って君に電話して 愛してるって言ったら




ただ 聞いてくれるだけでいい




If you are thinking of me girl


(もし僕のこと考えているなら)




僕の名前を呼んで それだけでいいから




他の女の子と会っていても








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「それじゃあ、ヒョン。行ってくるから・・・」




「ああ・・・」




「ちゃんと、寝てよ?それと、俺がいなくても、ちゃんと食べること。お酒ばっかり飲まない。酔って寝ちゃったヒョンをベッドまで運ぶの大変なんだから。いい?」




「分かったから、行けよ。遅刻するぞ?」




「でも、ヒョン・・・」




「はいはいはい!ちゃんと寝るし、ちゃんと食べるから!」




「あと、スタジオに篭ってばかりいちゃだめだよ?身体に悪い。」




「もーうるさいなぁ・・・」




「うるさいって・・・俺は心配して言ってるんだよ?」




「あーわかった!悪かった!!早く行けって!ホントに遅刻すんぞ?」




「ああ、・・・じゃあ、行ってきます。」




「いってらっしゃい、ヒョンジュン。」






閉じられた扉に手を振る・・・




ふっと脳裏を掠める、あの日の光景・・・




ズキン・・・






「・・・っつ・・・」






襲い来る頭痛によろめく身体を引きずり、




借りてる客間へと移動する。




俺は今、ヒョンジュンの家に居候しているのだ。




とは言っても、殆どの時間を借りたスタジオで過ごしていた。




仕事をしていれば、曲を作っていれば




忘れられたから・・・






何を?




それは・・・・








でも、それが良くなかった。




食事も睡眠も殆どとらず、




ただ、曲作りに没頭していたら、




気付けば、ベッドの上だった・・・




過労と貧血で倒れたのだ。




ヒョンジュンがあれだけ心配するのもわかる。




それに、




何度もかかってくる弁護士からの電話。




やれ、こんな人が支援してくれるだの、こうすれば裁判に勝てるだの・・・




俺達が決死の覚悟で決めた決意が、




知らない大きな波に攫われ、違う形になって勝手に動き始めてしまった。




東方神起というブランド




今、何がどうして、どうなろうとしているのかは




当の俺達にもわからない。




ただ、




『もう、勝手にしてくれ。』




それだけだった。






もう、何も考えたくなかった・・・






けれど、『戻れない』




唯一、これだけは分かっていた。






そう、もう、戻れない・・・




事務所にも、




ユノの、隣りにも・・・






部屋にあるベッドに身を投げる。




いつも、何も考えないようにしていた。




だって、手を止めてしまえば、何よりも想ってしまうのは




ユノの事・・・






何も言わず、あいつの元を離れた。




いや、何も言わなかったんじゃない、




言えなかったんだ。








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マネージャーから『宿舎から出て行け。』と言われ、




事務所の本気を知り、血の気が引いた気がした。




そして、気付いたのは、




今、ドラマ撮影をしているユノはどうなる?ということ。




周辺の好奇の目に曝されながらも、慣れない俳優業に全力で取り組んでいるユノ。




誰もいないこの部屋で、




一人には広すぎるこの部屋で、




ただ、寝るためだけに帰る・・・






俺は、マネージャーに懇願した。




ユノがクランクアップを迎えるその日まで自分だけでも残らせて欲しいと・・・




何度もダメだと言われてもあと少しだけだからと、頭を下げ続けた。






最後の2週間・・・




ユノと二人だけの生活




幸せで、本当に幸せで・・・




そして、




苦しかった。








仕事も何もせず、ただ、ユノを思うだけの生活




朝、ユノを起こして、俺が作ったご飯を一緒に食べて、ユノを見送る。




洗濯して、掃除して、




ユノが帰ってくるのを、ユノの事を考えながら待つ。




一緒に風呂に入って、一緒に眠って、




時には肌を重ねたり・・・






何度も何度も『愛してる』と言ってくれるユノ・・・




とても幸せで、




これで、例え離れて生活をすることになっても、




俺達は大丈夫だと、やっていけると、思っていた。






あの時までは・・・








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あれは、俺が、ユノのドラマの撮影現場に手作りの料理を差し入れした時だった。




ヒロイン役のアラと仲良さそうに話をしているユノがそこにいた。




周りのスタッフも『お似合いだな』なんて言っていて・・・




そんなの、今までも沢山あった。




あったけれど、




気にすることはあまりなかった。




ユノの傍にいるのは俺だ。




ユノの隣りで、仕事も私生活もサポート出来るのは俺だ。




女のお前らには到底出来ないだろう?






・・・そう、考えていた。






だけど、今の俺はどうだ?




このドラマが終われば、ユノの傍から離れなければならない。




もう、ユノを隣りで支えてやれない。




何が起こっても、守ってあげることが出来ない。




支える家族がある俺には、この仕事を辞めるなんてこと、出来ない。




今の俺に、一体、何が出来る?






俺はバカだ・・・




何も、ないじゃないか・・・




ユノにとって、俺は、




無益・・・






俺を見つけ、笑顔で駆け寄ってくるユノ




近付く距離、




でも俺は、




どうしよう・・・ゴメンね?




ユノ・・・




お前が遠ざかっていくような気がしたんだ。






遂に、別れなければいけない時が来たのだ。




ユノの為に・・・








けど俺は、




最後までユノに『別れよう』と言えなかった。




あの日、笑顔で『いってきます』と言ったユノに、




ちゃんと笑顔で『いってらっしゃい』と返せていただろうか・・・




俺は、閉まった扉に縋り付いて




枯れてしまうまで泣き続けた・・・








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それから、俺は、ユノの事を忘れようと思った。




これも、一生の恋愛の中の一つだったんだと、




ユノとのことは、想い出にして、




また新しい恋をして、いつしか結婚して、子供が出来て・・・




そうなっていくんだ・・・




俺も、モチロン、ユノも、




そう思うようにした。






それが、幸せなんだ・・・






でも、ユノとの想い出を忘れようとするたびに、




ユノへの想いが溢れた。






そうか、俺は、




こんなにもユノを愛していたんだ・・・




忘れるなんてこと、出来なかったんだ。






ゴメンね?ユノ・・・




自分から離れたくせに、それでもユノを愛しているんだ。






突然姿を消した俺、




ユノは傷ついているだろうか?




ユノは俺がいなくなって、泣いた?




いや、




ユノは決して、




何が起こっても、あいつは泣かない・・・




ユノ、俺を恨んで?




誰も責めなくていい・・・




酷い事をした俺を、恨めばいい。




全ては俺が悪いんだって・・・




俺を想い出に埋めてくれ




でも、俺は・・・




ユノには無意味なことかな?




俺は、一生ユノとの想い出の中に生きるんだ・・・








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もし、俺が、酔っ払ってお前に電話して




『愛してる』って言ったら




ただ、聞いてくれるだけでいいから・・・






もし、少しでも、




俺の事を思い出したなら




俺の名前を呼んで?




それだけで、いい・・・






なんて、




自分勝手でゴメンね?ユノ・・・






それでも、




愛してるんだ・・・




お前の事を・・・












to be continued...