『夕陽の向こうに』
川に石を
投げ入れますれば
ポチャンと音に
心が沈む
川に石を
投げ入れますれば
自分を悔み
出来事悔み
川に石を
投げ入れますれば
慌て逃げ出す魚
何も居らん流れ
川に石を
投げ入れますれば
水面の夕陽が散り
波と化した夜が来る
川に石を
投げ入れますれば
宵闇にポチャリ
音だけが響きまする
川に石を
投げ入れますれば
川に穴を開けたお月様
全てを吸い込んで
川に石を
投げ入れますれば
モヤモヤも 石も
沈んで行きまする
後は川の流れ
サラサラさざ波
川音だけが響きまする
『冬空』
空は果てしなく
星の数ほどの願い
大きい月ほどの夢
渦巻く欲望の雲
星よりも
月よりも身近な雲は
光を遮り
身近な欲望で
満たそうとするが
冷たい風が吹き
雲は流されてゆく
澄んだ空
冷たい風は
同時に私の芯も
凍えさせ た
願いの花が散り
夢の花が散り
ふわり舞い散る雪と成り
降り積もる雪は
私の行く手を遮った
春が来るのを願いながら今日も歩み続ける
明日へと
『鎮痛剤』
体調が悪い
スッキリした日が
無くなった
怠さが全身を襲い
頭痛が襲い
それでも働けと
時間が襲う
内臓からくるのか
精神的なものか
風邪薬に頭痛薬
強い薬で胃を壊し
胃薬は放せず
苛ついて場を壊し
家族は話せず
沈黙が襲う
怠さに煙草を吹し
吸い過ぎか胸が痛い
一週間・・・
二、三日 休めば
だいぶ良く成るだろうが
責任感が襲う
何だか胸が痛い