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Night_Reader

主にメンタル関係の本を中心に紹介したいと思います。

先日、何となく芸能事務所タイタンのHPをのぞいてみた。



すると、「アニメの実写化」というネタで印象に残っていた漫才師「5番6番」より、9月9日付で重要なお知らせがあると表示されていた。



ライブDVDでも出すのかな、と思ってクリックしてみると、「9月25日(土)の「TITAN LIVE Rhea」のステージをもって5番6番解散」との情報が・・・。



ショックだー(ノ◇≦。)



野島伸司脚本のドラえもんとか、橋田壽賀子のドラゴンボールとか好きだったのになぁ~。



5番6番は掛け合いのテンポも良かったし、猿橋さんの違和感のないボケぶりも間髪入れず入ってくる樋口さんのツッコミが良かった。



樋口さんはゲーマーで、「ゲームのある生活。」をコンセプトに有名タレントたちのゲーム生活の様子も公開しているhttp://besidegames.com/ のプレイヤーとして登録されてて、「5番6番樋口和之ときどき猿橋」というプレイログ(ブログみたいな感じ)を持っていた。

そちらの更新も去年の7月14日、ドラクエのプレイ記事で止まっている。




笑魂シリーズ 『5番6番/18番』 [DVD]/5番6番
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今後のお二人の活躍に期待しましょう。


「おひとりさまの防犯術 女子必携-これ一冊で泣き寝入りナシ!」 (平塚俊樹著)


エピデンサー(証拠調査士)を名乗る著者によって書かれたものだが、この防犯術はありふれた防犯マニュアルよりも実践的、実際的であると感じた。

一人暮らしの女性が遭遇しそうな性犯罪やストーカー被害、結婚詐欺などのトラブル。そういったトラブルに巻き込まれないためのノウハウが色々と紹介されている。

 具体的なアドバイスとして、出来るだけお金のないふりをすることや、孤独であると思わせないこと、コミュニケーション能力を高めて周囲に味方を持つなどの防犯の五カ条を挙げている。

しかし、この本の一番の特徴は実際に女性を狙った数々のトラブルの事例を紹介しながら、事が起きてしまった時の対処法を非常にリアルに書いている点であろう。

 普通、トラブルが起きたら警察や弁護士に相談すればなんとかなる、と考える。しかし、この本を読むと現実には被害を受けていると感じる人の訴え通りに動いてくれるほど警察や弁護士も親身な人ばかりではないということに気づかされる。警察や弁護士に、自分の問題解決のために可能な範囲でフルに動いてもらうためには、やはりそれ相応の証拠を用意しなければならないと知り、今後エピデンサーのように何らかの被害を受けた人と警察を含む専門家を結び付ける専門家の必要性も感じさせられてくる。

 例えばレイプ(強姦)に遭ってしまった時、被害に遭ってすぐすぐには混乱していて話しにくい時には、紙に時系列的に起きた出来事を箇条書きでも良いから記述し、信頼できる男性とともに警察に相談に行くことを勧めている。また、その際は警察はその話が事実かどうか見極めるためにかなりデリカシーのない質問をしてくることがあるかもしれないが、30分は粘るようにと、様々なケースに立ち会った著者ならではの、被害者のメンタル面を配慮したアドバイスも見られる。

 主に一人暮らしをしている、これからしようとしている女性に向けて書かれているが、その女性に関わりのある男性や、その家族にも是非読んでほしい一冊。

また、保険証を盗まれた時は個人信用情報機関に本人申告を検討することや、ATMの明細書は外のゴミ箱には捨てずに家で処分するなど、女性でなくても知っておきたい防犯術も多く、とても参考になる。



おひとりさまの防犯術―女子必携 これ一冊で泣き寝入りナシ!/平塚 俊樹
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「リストカット―自傷行為をのりこえる」(林 直樹著)


 自傷行為と自殺未遂の区別をするのは難しい。例えば、処方された薬を指示された量の数倍飲んで手首を切るのは自傷行為なのか、それとも自殺未遂なのだろうか。




 本書ではパティソンとカーハンの「意図的に自分を害する行為」やアルマンド・R・ファヴァッツァの「習慣性自傷症候群」などの概念を提示しながら、自傷行為の定義のあり方を検討し、自傷行為という言葉を用いる時、それがどの概念に基づくものなのかの確認が必要だと注意を促す(最初にあげた例で言えば、オーバードーズ(薬物の過剰摂取)はパティソンとカーハンの「意図的に自分を害する行為」には含まれても、ファヴァッツァの「習慣性自傷症候群」には含まれないという事実があり、一口に「自傷行為」と言っても未だに専門家の間でも「自傷行為」について明確な定義がなされていないということを知ることが出来る)

 著者は精神医学を専門とする医師だが、自傷行為に関する臨床的な言及だけでなく、自傷行為が生まれる文化的な側面へも着目している。第三章では文化的な意味合いを強く持った行為として非行少年たちが行う根性焼きや花柳界で行われていた、愛情表現としての自傷行為について述べられていて興味深い。




 後半部では実際に自傷行為をしている人に対して、どう対応したら良いかも述べられている。そこでは著者が「治療」と「対応」というものをかなり明確に区別して考えている事がわかる。「治療」は専門技能を用いて、患者-治療スタッフという土台で行われるものであり、「対応」は自傷を行うものの周りにいる人たちがあくまで日常的な関わりの中で行われるものだとしている。親しい人の自傷行為を間近で見て、それをどうにか止めさせたい、あるいはその人のために何かをしたいと思う周囲の人間が、いつの間にか治療者になろうとしていたり、親しい人の自傷に過度に責任を感じるようになったりする例は多いのではないだろうか(そういう人たちのために、第7章だけでも読んでほしいと思う)

リストカットについて、統計や生物学的な要因も織り交ぜられながら非常にトータルな内容になっており、自傷行為について知ろうとするには必読の一冊になっている。



リストカット―自傷行為をのりこえる (講談社現代新書)/林 直樹
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