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こんにちわ！
どうも、けんちゃんです！
今回の偉人の似顔絵はチェコの作家
カレル・チャペックさんです。
人の代わりに作業を行う機械駆動の装置 ロボット。
現在の大量生産を支える重要な存在として、世界中の工場で稼働しています。
映画、小説、漫画、ゲームなど空想の世界でも活躍し、
今の生活のあらゆるところでロボットという存在が密接にかかわっています。
.
....そんな"ロボット"ですがこのロボットという言葉を作り出したのが
今回の似顔絵を描かせていただくカレル・チャペックさんです。
雑誌、本、その他、一般的な情報では
チェコ語で robota (ロボッタ） 労働
スロバキア語で robotnik（ロボトニーク） 労働者
...が語源とされています。
(※ wikiによるとカレル・チャペックさん本人は
"兄（ヨセフ）が作った言葉だ"と言っていたそうです。)
チャペックさんは
１８９０年、オーストリア帝国領のボヘミアの
マレー・スヴァトニョヴィツェという小さな町で生まれます。
１９２１年、ジャーナリストとして働いていた傍ら、
創作活動もしていたチャペックさんが
戯曲『Ｒ．Ｕ．Ｒ』 （ロッサム万能ロボット会社）という作品を発表すると
世界各国で評判となります。
戯曲『Ｒ．Ｕ．Ｒ』に登場するロボットは機械ではありませんでした。
人工臓器で作られた労働のための生命。
（ＳＦの世界ではバイオノイドと呼ばれるそうです。）
平均的な労働者と比較するとコスパは何と２．５倍！
文句も言わないし、世界中から注文が殺到。
労働は全部ロボットがやってくれて、
人間たちは毎日遊ぶだけの生活を送っています。
ある時、ヒロインのヘレンという女性が
ロボットに心を持たせてほしいと
ロボットの開発をしていたガル博士に頼むと、
心を宿したロボットたちは、人間に反旗を翻します。
生き残ったのは、頑なに最後まで労働をしていた、ただ一人の男
アルクゥイストのみ！
最後には....(内容は読んでのお楽しみ
）
労働からの解放という夢を実現しようとした結果
とんでもない不幸を招いてしまったという、
教訓的とも哲学的ともいえる内容は
作品発表から１００年近くたった現在も全く色あせていないのではないでしょうか？
そんなＳＦ古典の名作を生みだしたチャペックさんの似顔絵を描かせていただきます。
どんなに絵にするか、簡単にスケッチ
ロボット工場に立つチャペックさん
ジャーナリストとして何かを考えている様子。
大きな紙に描きます。
大体の場所を簡単に～
形を整えていきます。
ペンでふちどり
背景は機械的な感じに。
肌をぬりぬり
唇が、ぼってりしててカッコいい。
スーツの下地はオレンジや黄色系にしてみました。
かなり完成に近づきました。
仕上げていきます
完成で～す♪
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人工知能ブームが近年話題になり、
第四次産業革命が起きるのではとも言われる現代。
これからは人工知能がいろいろと判断してくれて
たとえば車が自動運転にシフトしていったり
人がいなくても自動で清算などを行うレジが導入されたりと
新しい波は確実に近づきつつあります。
生産性の向上は確かに素晴らしいことだと思いますが、
やはり、それだけ賢くなった機械ですから
様々なジャンルのクリエイターが危惧したロボットの反乱の物語や、
ロボットを悪用する人間の物語が現実になるのでは
という不安もあります。
ロボットはチャペックさん曰く、
神話の怪物、「ゴーレム」をモチーフにしているそうです。
泥と魔法を使って作られた人造生物ゴーレムは
なんでも主人の命令を聞いてくれる下僕として働いてくれる。
ゴーレムは何もしなくてもどんどん巨大化していく。
ゴーレムの処分方法は額に張られたemeth（真理）と書かれた紙の
" e "を切り meth（死）にする
ある伝承では
大きくなり過ぎたゴーレムが手に負えなくなったため
ゴーレムの処分方法に従って紙に書かれた" e "を切り取ると
同時に崩れ去った土に押しつぶされ死んでしまうと書かれているそうです。
果たして、これから台頭してくる新世代のゴーレム
" ロボット "は何をもたらすのか？
１００年たった今を見たら、チャペックさんは
何を思うのでしょうか？
以上、偉人の似顔絵『カレル・チャペック』さんを
ご紹介しました。
にがお絵ショップオープンしてます。
可愛く描きます。
応援よろしく！