このGWの時季、子供のころいつも~♪ | 和風画師の徒然記

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和風画房 結(ゆい) オフィシャル ブログ

前回、山深い村が舞台の絵本「つりばしわたれ」を、紹介したからでしょうか。
この数日幼少期に体験した景色が、より鮮やかに浮かんでなりません!

このセピア色の写真は、母方の田舎。



群馬県は山合いにある沼田市です。
ひいばあちゃんらはその沼田市の中でも、市街地からかなり山奥に入ったとこにある集落に住んでいました。

子どもの頃は、このGWの時期によく遊びに行ってたんです♪
新緑の頃とあって、山々の圧倒的な息吹を感じ、また、山菜のうまさを教えてもらえたのもこの土地ででした。
(でも最後に行ったのは中学になる前。もう30年以上も昔。)

当時のこの家は、「藁葺き屋根」で居間の中心には「囲炉裏」があるような、昔ながらの造りでした。

しかも台所は土間で、その土間の続きには、五右衛門風呂も!
急階段で上がった屋根裏の2階は、全て「お蚕部屋」
またすぐ裏手には、利根川の源流が急流で流れてます。夜は野生動物の鳴き声と雪解け水の轟音と相まり、離れのお便所にはこわくて行けなかったのを、今でもよく憶えています('Д')

※これを書きながら気づいたんですが、自分の理想の家を形にしたこの工房の源は、この家だったようで(≧▽≦)/



(ここからやっと本題なのですが)

この集落の住所(字)を、「発知(ほっち)」といいます。
子どもの頃しか行ってないんで、「音」として感じるの強く、気にしたことがありませんでした。
でも字(あざ)の意って、
『ここが、知を発っするところ』なんですよね!

今になって、なんだかとっても神秘的な故郷だったんだなと、しみじみ思っているところです―



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