友の大切な日を祝う「1枚」 | 和風画師の徒然記

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和風画房 結(ゆい) オフィシャル ブログ

先週の日曜の、心に残る友の結婚式。
お2人からは、大切なウェルカムボードの依頼もいただいていたんです♪

 



1月には、お打ち合わせを兼ねての食事も3人でしていました。

大切な友の、人生の大切な日を祝う1枚。

なんと幸せな、制作の数ヶ月だったことかー
(新婦の色打掛のとんでもない柄の細かさに泣きまくってて、完成しお届けしたのがお式の数日前だったのは、内緒の話です(笑))

式を挙げたのは、広大な庭園のある都内でも由緒ある式場。
その庭園を背景にしつつも、新婦のご要望もあって桜をふんだんに配した、桜色(幸せ色)いっぱいの作品となっています。

実は「どんな背景&場面で描くか」って話をした時。
友人の新郎があまりにも昼夜なく忙し過ぎて、これまでの交際期間中、思い出になるようなとこには全然出かけられていないというのです。そしてきっと、これからも。
なのでこの結婚式自体が、2人にとってものすごい大切な想い出になると。だからこそ、「その日の自分たちを描いてほしい」ということだったのでした。

 



そして、その式場庭園に合わせて描いたのが「番傘」
色のバランス的に、その辺りに赤みがほしかったのもありますが、絵に加えたかったのはその込められた意から。
「これから歩む暮らしの中で、その降り注ぐであろう困難から守ってくれる」

場内の桜は、残念ながら少し前に終わってしまってました。
なのでウェルカムボードの中だけはと、満開の桜が、2人を包みこんでくれていますー

 

当日は、こんな風に飾ってくださってました!

 



お式後に2人から、こんな言葉もいただいていて。


「心に残る絵を届けてくれて、本当にありがとう。家宝にします。」



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