先週、「仏像に触れたい」って想いを記してました。
こんなことって…
あるんですね!!!!
触れたいって投稿をした先週の夜、「美術展の一覧サイト」を覗いてみたんです。そしたら、仏像展あって!!
しかも!
その展覧会内容に、卒倒しそうになりました\(≧▽≦)/
『土門拳の古寺巡礼』(~5/14)
(この写真は、版画家・棟方志功を撮る土門さん。)
その魂を激しくゆすぶられる写真はもちろんなのですが、その気概や姿勢にも、敬愛の念を抱いている写真家さんです。
土門さんは、人生の中で何度も脳梗塞に襲われ、半身不随となっています。病後は、シャッターも押せないほどの身体に。
それでも仕事への情熱は衰えることなく、機材に工夫をこらし、後年においても撮影に明け暮れ、数々の名作を残したのでした。同じような病や半身不随を経験していることもあり、これまですごく力をいただてきた仕事人なのです<(_ _)>
ただこれまで、手元にある写真集や雑文集で触れるだけで、生の写真は拝見したことがありませんでした。
日曜日は結婚式で、久しぶりに都内に出ていました。
式は夕刻からということもあって、その前にちょっとだけ恵比寿に寄ってきたんです。
(ただ現在ゆっくりと観覧するような時間がとれなく、かけ足観覧でしたけど…)
陳腐な言葉では評したくない、圧倒的な「至福」のひとときでした。
仏像や石仏たちが、まさにその空間の中にいてー
以前会いにも行っている、大好きな中宮寺「観音菩薩半跏像」の写真も数点あり。
こちらは、その1つです。
土門さんが書かれたそのキャプションも、最高で!
たくさんたくさん触れさせていただき、浴びさせていただきました。
土門さん&企画プランナーさん、、ありがとうございました<(_ _)>
【追記】
土門さんの生まれ育ちは、山形県酒田市です。
酒田は、私の父方の田舎。(余談ながら、大好きな詩人・吉野弘さんも。)
1枚1枚の写真から仏像や仏師たちの息づかいと共に、土門さんがつぶやく酒田弁も聴こえてくるようでした♪
「土門拳の古寺巡礼」
~5月14日(日)
東京都写真美術館 (恵比寿ガーデンプレイス内)
月曜休館
アメブロ 和風画師の徒然記
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