首相「高いときに売る」 郵政グループ株売却凍結巡り
いや~「医師は非常識な人が多い」発言同様、正直な人だなあ本当に(笑)政府系企業の民営化、そして株式上場で常に思うのは、経営者(要は国だ)
が「その後」の事を考えているとはとても思えないということ。
政府系企業の上場ともなると、大体規模が大きくなるから証券会社も幹事
を取るのに躍起になる。で、IRストーリーをとりあえず作り、成長戦略らしき
ものをアピールし、総理大臣が仰るように高くなったときに売る=新規公開
で売り出しをする。
そもそも、借金だらけの政府財政からしてみれば、「高いときに売る」のは
当然のことで、その後どうなるかは知ったことではないのかもしれない。
50.1%、いや最低33.4%のシェアさえ確保しておけば、その持ち株の時価
の変動などどうでもよくて、残りの株の売る時の時価のみを気にするのは
当然といえば当然か。
まあ考えるまでもなく、買う側からすれば会社から「あんたは高買いですよ」
と言われているに等しいから、ふざけるなとなるんだけどね。でも何年後に
は「久しぶりの大型上場ですっ!!」とか言って証券会社が猛烈営業をか
けるんだろうなあ。
自分は政府系企業にかかわらず、新規公開株はほとんど手を出さない。
理由は政府系だけではなく、経営者には高いときに売るインセンティブが
あるからだ。しかし、ディスインセンティブもある。そのバランスの見極めは
ノウハウといえばノウハウ。それにしても一時期の新規公開株ブームって
一体なんだったんだろうと思う。株の素人が自信満々にわけのわからん
「理論」を並べ立てて「○○のIPOは3倍間違いなし!」みたいな会話が
普通に成立していたもんなあ。あれもプチバブルだったんだろうね。
しかし、この総理発言があっても買いたいのならば、
①配当性向重視
②親方日の丸の安心感
しかないと思うが、そういう人日本人は多いよねえ。