カワサキもモトGP撤退。カワサキに関しては、ニンジャ、カワサキグリーン
くらいしか知らない(バイク自体詳しくない)。

しかし、これだけ撤退が続くと単なる経済不況が原因ということではなくて、
日本における自動車の産業構造自体の構造不況のような気がする。

経団連歴代会長なんかは殆どが製造業企業出身である事からわかるよ
うに、経済界における発言権は強い。だから、未だに日本ではものづくり
信仰が強いし、雇用吸収力にもなっている。

しかし、例えば自動車産業に関しては、収益化できるのは大型車・高級
車中心だし、環境対策車を開発しなければ生き残れないと言うけれど、
じゃあエスティマハイブリッドとワゴンRのどちらがエコなのか、なんて考
えるまでもない。自動車産業自体の「付加価値」とやらが限界に来ており、
低賃金を武器にした新興国に数十年後は駆逐されるという絵が現実的
になってきた、と言えると思う。

歴史的には日本の繊維産業が似たような経緯を辿ったし、その代表企業
がカネボウだったわけだ。カネボウは一時全産業の中で売上日本一だっ
た事もあるらしいが、繊維の構造不況が遠因であのようになってしまった
わけだ。だから、トヨタが何十年後も後にカネボウのようになってしまう可
能性は決してゼロではないと考えるべきかもしれない。

製造業の派遣雇用者問題も遠因、というより本質はそこあると思う。決し
て小泉が始めた市場原理主義(??)のせいではない。しかし、現在は
完全に魔女狩り政治になっている。少々懸念すべき事態ではなかろうか。

ホンダがF1撤退を表明した。結局今回の第三期参戦では
バトンの一勝のみで終わった。はっきりいって失敗で撤退
と、プラスイメージよりマイナスイメージの方が残ってしまった。

第二期の「勝って当たり前」時代を知る自分としてはなんとも
不甲斐なく、情けないものである。そもそも、今回の第三期
参戦の目的は一体なんだったんだろうと考えると、明確な
目的を見出しにくいのである。

多分経営陣は「ホンダのスポーティーなイメージ構築・維持」
と言うのであろう。しかし、結局それが商売に結びつかなけれ
ばただのボランティアである。確かに第二期はある程度商売と
結びついていた。超弩級スポーツカーであるNSXを出したり、
若者向けのスポーティな車としてシビックはそこそこ売れていた。

ただ、第三期ではそのイメージと実際の販売車で結びつけられる
のはせいぜいS2000くらいではないだろうか。それだって、もう
販売されてかなり経っている。第三期の後半は「環境性能」を
アピールしていたが、F1のロゴでアピールしていても、実際の
マシンが燃費がよく、他チームが2ストップ作戦でいくところ、燃費
が良いため1ストップでいける、などという「環境性能」はついぞ
出てこなかった。そして、その点に関しても市販車のアピールは
弱かった(インサイトとか、シビックハイブリットとかはあったけど)。

いまやホンダもオデッセイ等の一般ファミリー層向け車が屋台骨
となり、普通の会社となった。株価は上がったかもしれないが、
一方でトヨタとの違いをあまり見出しにくくなった。そのトヨタもF1
に参戦している。じゃあ、ホンダがF1で成すべき事は?

確かにF1マシンの開発費の高騰はひどいが、ホンダという会社を
軸にして考えてみると、それが撤退の本質ではないと思う。
戦略上ホンダの岐路に立っていることは間違いない。

しかし、これでチームの買い手が出てこなかったら、来年はグリッドに
18台しか並ばなくなる。昔は予備予選があるほど参戦数(30台くらい)
があった時代もあったのに。鈴木亜久里なんて、全戦予備予選落ち
なんて年もあったんだよ(1989年)。
を知っているサッカーファンはまずまずのコアの部類だろう。
その「モンテ」がJ1昇格。おめでとう!!

モンテと言えば某赤チームが1年だけJ2落ちした時にホームで
勝った試合を妙に覚えている。確か「マッシー」こと真下選手の
ゴールだったと思う。アナウンサーの「マッシーゴール!!」
のコールが妙に耳に残ってねえ。

また、モンテの応援も何というか独特で、いい感じで個人的には
好きである。戦力的に来年はどうか。せめて1年は残って欲しい
ものだ。

ところで、J2は来年も増えるそうで、試しに今のJ2(昇格確定除く)
とJ2落ち確定、及びJ2昇格の都市を並べると

札幌、仙台、草津、栃木、水戸、湘南、横浜、甲府、岐阜、大阪、
岡山、徳島、愛媛、福岡、鳥栖、熊本

と地方都市ばかりである。選手は移動が本当に大変そうだ。
J2を見ていると日本の地方の縮図みたいである意味面白い。
スポンサーとか、スタジアムとか、観客数とか。まあ、何というか
牧歌的である。

コンスタントにテレビ放映があるJ1も面白いが、J2はそれは
それで面白い。チケット入手に苦労することはまず無いし、
気軽に「チョット行くかあ」と思ったときに行ける(地元に住んで
いればの話だが)。レベルが劣るのは当たり前。だが、それは
それで楽しい。

今日はマニアックな話題となってしまいました。