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~美しい振る舞いと心が人生を変える~
『和ごころマナーラボ』
三上 順子ですブーケ2

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昨年12/13のブログ投稿から1ヶ月以上、

2021年が明けて半月が過ぎました。

振り返ると、続いて様々な事が起こり、

その都度、後悔のないよう

精一杯の想いで過ごしておりました。

 

 

ブログを開く余裕のない日々でしたが、

このページにも綴っておきたいと

やっと思えるようになりました。

ほんの一部ですが、

こちらに書いておきたいと思います。

 

 

 

昨年末、12月27日22時54分、

義父が永眠しました。

ろうそくの火が消えるように

静かに息を引き取りました。

夫と二人で看取ることができました。

 

 

 

 

この日の午前中に病院から連絡があり、

時間制限無しの面会許可が出ました。

別れの時が近づいていることを

実感できないまま病院に向かいました。

 

 

最期まで耳は聞こえるそうですので、

耳元でたくさん話しました。

病室に一人で本当によく頑張られたこと、

これまでの多くの感謝の思い、

これから義母を支えて行くこと・・・

 

 

遠方にいる4人の孫達にも連絡し、

順番にラインのビデオ通話で話しかけると、

手足が動いてしっかり反応がありました。

大好きなおじいちゃんへの感謝の思いが

しっかり届いたことが分りました。

 

 

遠方からかけつけた義理の兄、姉も

県外からで面会叶わず、

ラインでの声掛けとなりました。

最期に家族の声を聞かせてあげられ、

デジタルツールの進化を

心から有難く思える時間でした。

 

 

義母は、同じ日の昼間に面会、

久しぶりに会えた夫が細く小さくなって

会話することもできず、別れが近いことを

どうしても受け入れられず、

ただ涙が溢れるばかり・・・

 

 

10月迄の面会は週1回15分で一人のみ、

11月半ばからは面会禁止、

5分ほどのライン面会でした。

コロナさえ無ければ、もっともっと

近くで話してあげられるのにと

何度思ったか知れません。

 

 

10月の面会ではしっかり会話でき、

5分ほどの動画は、大切に保存しています。

「ありがとうな!」「大丈夫よ!」と、

ベッドの上で栄養を摂れない中でも

明るく言える義父を尊敬し、

逆に力をもらいました。

 

 

 

 

会社経営者としては、仕事に厳しく、

若い頃は寝る間も惜しんで働き、

会社発展のために尽力されました。

義父の存在が無ければ今の私達はない、

感謝しかないです。



家族にはとても優しく、ユーモアがあり、

みんなが笑顔になれ、

家族で集まると本当に幸せそうでした。

温厚でおしゃれでダンディ、

そんな義父でした。

 

 

人の悪口や愚痴は一切口にせず、

「波乱万丈の人生じゃったけど、

わたしは周りの人に恵まれた」

「わたしは幸せですわ」「感謝しとるよ」

「ありがたいなぁ」

思い出すのは感謝の言葉ばかり。

会話する時の優しい笑顔が浮かびます。

 

 

これまで治療や介護に関わってくださった

先生方、看護師さん、ケアマネさん、

介護スタッフの方々からも人気の義父でした。

皆さまには感謝で一杯です。

私たち家族へも温かい心で対応してくださり、

優しい皆さまとの会話を想い出します。

 

 

62年間連れ添った義母の落胆は

心身共に想像以上に深く、

別れの日から10日後に救急搬送され入院、

1週間ほど病院で過ごしました。

 

 

先週退院し、翌日は左手のギブスも取れ、

笑顔を見るとほっとします。

徐々に元気を取り戻してほしいと

切に願っています。

 

 

義父の耳元で約束した通りに、

今後は義母を支えて行くことが

家族の務めだと思っています。

 

 

義理の両親のことを大切に思う時、

夫婦、親子、兄弟、嫁、孫の絆が

確実に強くなることを感じてきました。

お互いを思いやる様子を

天国から笑顔で見守ってくれる

義父の姿を想っています。

 

 

《2年前の写真》

 

 

家族円満の原点は夫婦の絆という

理想の夫婦像をずっと見せてくださった

三上の両親に巡り会えたことを

誇りに思っています。

 

 

義母が徐々に

元気になってくれることを願いつつ、

仕事も頑張ってまいります。

目の前のことに精一杯の心を込めて。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

私事の長文を最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

読者の皆様には心より感謝申し上げます。