こちらは、会場となった新宿文化センター↑
今回は、震災当時行政側で仕事をされており、その後行政から出て民間の組織を立ち上げて、「動物保護」や「ペット防災」のプロとしてお仕事をされている、藤谷氏、高木氏の率直な発言が心に響きました。
藤谷氏は、震災後秋田県庁から福島県庁に派遣され、まさに動物行政の真っただ中でお仕事をされた方。そして高木氏は、新宿区保健所衛生課で腰を据えて「ペット防災」問題に取り組まれ、現在は民間の組織の一員として「ペット防災」についての講演や啓蒙活動をされている方。
行政側の実態を、行政を離れた今だからと率直に語ってくださいました。それは、これまでなかなか伺い知ることのできなかった、内側からの新鮮な話でした。
肝心の自分が住んでいる地域のペット防災はどうなっているのか・・・・。
気になって少しずつ詳しいかたから聞いたり、なにかがあれば出かけたりしています。
自分にできる一歩として、住んでいるマンションの「防災対策」にかかわれるであろう理事会の防火・防災担当を買って出ました。住民間の「共助」の仕組みを作るのが最初の一歩かと考えるものの、いざとなると声を上げることだけでも勇気のいることです。
東京都では新宿区が「ペット防災」では断トツ進んでいる自治体であり、その推進役だったのが上記の高木さんとのこと。新潟で元食品衛生課課長の川上さんのお話しを伺った時のように、わくわくしました。
今日出会えたことが、この先につながって行きますように。
大きな一歩になる予感。
そのほかにも会場で、ペット防災について様々な活動をされている懐かしいお顔に出会いました。
今日のイベント。
「福島」から「東京へ」。
タイトルにも問題を自分たちの地域に引き寄せて、一歩をふみだそうという確実な思いを感じます。