Sayo's Room -2ページ目

Sayo's Room

つれづれに思うこと、綴ります。

今年1月からスタートした6回シリーズの「老犬との暮らし方セミナー」を7か月かかって受講修了しました。

家にワンコはいないですけど、シェルターなどで出会うワンコもいずれは年老いてくる。
パピートレーニングを学ぶならば、同時にシニア犬のケアも知りたい。
そんな当たり前の気持ちで受講をはじめました。

いつかシニア犬、引退犬をお預かりして末期のお世話をすることもしてみたいと、昔経験もないのにおぼろげながら考えていたこともあり。

我が家の18歳の老猫たちのケアのためにも、絶対にためになるはずとチョキ

シニア犬にかかわる「老化のサイン、アンチエイジングトレーニング、食事、栄養、マッサージ、ハーブ、そして解剖学」と幅広い内容でしたあせる


江戸川区にある老犬ケア専門の施設での授業は、先生方が長年積み重ねられた多くの事例に基づいていて、これ以上ないくらい実践的。

{799C12F1-FAEB-4A6B-8FD9-6AC2E95D9476:01}



そして、シリーズ6回を修了したのち「老犬介護スペシャリスト ~ プロコース」をこの週末2日連続で受講してきました。


両日とも、朝10時から夜10時近くまでという熱のこもった講義と実習。

確かにハードでしたが、夢中で過ごした48時間。楽しかったです。


一歩踏み出す準備ができたところかな。まだ、難しい課題提出を乗り越えなければなりませんが、

とりあえず。


「老犬介護スペシャリスト」 として、ドッグトレーナーの幅を少し広げましたグッド!


愛犬の介護に迷ったり悩んでいる飼い主さんの相談相手となり、ワンちゃんが少しでも最期の日まで家族の愛を受けながら穏やかに過ごせるように、経験を積み重ねていきたいと思います。


そして、「ワイズ・コンパニオンドッグ・トレーニング」は9月1日から開業2年目をむかえましたクラッカー


「いつも一緒に」そして「最期の時まで寄り添って」ですね。


8月22日23日24日、3日間にわたるJAPDT(日本ペットドッグトレーナーズ協会)のカンファレンスが終了しました。昨年に引き続き2度目の参加。

今年もデンマークから動物行動学のスペシャリスト、ヴィベケ・リーセ先生と、スウェーデンから藤田りか子さんのお二人が来日。連日貴重なレクチャーとデモを行ってくださいました。

ヴィベケ先生とは昨春デンマークのヴィベケ先生のトレーニングスクールでのセミナー受講で初めてお会いし、その後昨年のカンファレンスに来日されて以来の再会。そしてりか子さんとは今年5月のスウェーデン研修でお世話になって以来なので、ついこの間お別れしたばかりのような印象。

北欧から、「犬との絶対的な信頼関係」という素敵な空気を運んでくださるお二人です。

{783D352E-B803-4B5E-B776-A6315669B283:01}


ヴィベケ先生から今年教えていただいた新しいテーマは「パピーテストの意義」そして「パピーテスト審査員の教育」。犬を飼うにあたり、子犬が生まれた直後からその個体の気質を把握し、見守り育てていくということの大切さを学びました。

りか子さんからは「犬種」という考え方についてのあれこれ。犬種の成り立ちから、犬種を保つことの意義まで。「イヌ」とひとくくりにはできないほどたくさんある犬種。そこにはヒトの思惑が深くかかわった歴史がありました。
{6E6FABFF-4085-4DD0-8E54-4DA4C2F42B5C:01}



嬉しいことに、来週もう一度お二人の講演をお聞きする機会に恵まれています。

そのあとは・・・と考えると淋しくて泣いちゃいそうです汗

せめて今後もお会いできたとき恥ずかしくないように実践を積み重ねていかなくちゃと、密かにモチベーションアップしたのでした。


カンファレンスでは、獣医師の藤井仁美先生の「英国のペット事情」、水越美奈先生の「獣医師とトレーナーが連携することの意義」と題して、獣医師といわれる専門家の全体像を紹介くださる貴重なレクチャーも聞くことができました。


楽しくもみっちりとした3日間。心地よい頭の疲れを感じる今宵です。

とっても長い間更新が滞ってしまいました。

記録にとどめたいことはいっぱいあったのですが、

頭の中ばかりが先走り、地道にアップすることができていませんでした。


さて・・・・・


ドッグトレーナーになって、はや1年がたちました。


実は、我が家にはワンコがいません。

17歳の老描2頭と、福島警戒区域から我が家にやってきた若者猫2頭。心惹かれるワン・ニャンはいれど、今の自分の生活環境を考え、中でも老描の静かな老後の日常を考えると、我が家に今ワンコを迎えるわけにはいかないと心を決めています。


でも、トレーナーとしてワンコに触れることは絶対に必要。


そこでお世話になっているのが、「おーあみ避難所」のギンちゃん。


2013年1月から、トレーニングの生徒さんを務めてもらっています。


因みにギンちゃん、2012年9月17日に福島の浪江町で保護され、「おーあみ避難所」にやってきました。

横浜に来た直後は、可哀そうに全身毛が抜けて赤くなっており、それは体臭もきついものでした。アレルギー体質なのです。今でも投薬と定期的な薬用シャンプー、そしてアレルゲンカットのフードが欠かせません。右後ろ脚はいつも小刻みに震えており、速足になると3本足でケンケンになってしまいます。そして保護された時から歯が抜けて落ちており、それまでの放浪生活の過酷さを思わせました。

(本当はこんな悲しい姿思いだすのも可哀そう。ご紹介するの辞めようとおもったんですが・・・)



そんなギンちゃんですが、ラブミックスらしさ全開で、性格はいたって陽気。ヒトもイヌも大好きです。

ハイテンションなところだけが唯一治したいところかなあ・・・・。お散歩時は当初相当な引っ張りもありました。


そこで、2012年12月にトレーナーズアカデミーの校長先生に直々トレーニングをお願いした時の写真がこれ。健気にお座りして、飛び付きも我慢しました。ちょっとキンチョーの表情ですが、「いい子だね」とみんなをびっくりさせました。(まだ、毛がはえそろっていませんね。)



さて、そんなこんなで、2013年1月からギンちゃんに私の出張トレーニングの生徒さんになってもらいました。生徒第1号です。


散歩・・・最初のうちはリードの引きが強く、ヒーヒー、ピーピーいいながら右へ左へと蛇行しながら前傾して走ってました。

でも、2か月もお付き合いしているうちに、オスワリ・フセ・マテが出来るようになって。

見てください、この満面笑顔の表情!当初、オスワリも出来ずフセなんて姿勢も知らなかった子が・・・。



おやつを使って、ぼちぼちヒールウォークも始めました。


このころのギンちゃんは、おやつ代わりの療法食フードを「おやつ下さい、下さい・・・」モードで必死にアイコンタクトとりながら、ハンドラーの左側をついてきました。

バス通りの横断では、「オスワリ・マテ」も出来るようになりました。もちろん出かける前にはドアの前で、「オスワリ・マテ」をして待ちます。

トレーナー冥利に尽きますね。気付けばギンちゃんは私のかけがえのない優秀な生徒さんになっておりました。



さて、それから1年後の現在。


ギンちゃんは、避難所に保護されてくる仔犬達の「教育係」を務めてくれています。

天真爛漫な仔犬たちに、よじ登られようが、ぶら下がられようがじっと我慢。でもお庭に出ると、「ウォン、ウォン、ウォン」という独特な鳴き声と共に結構手荒に「教育的指導」を施して、犬同士のマナーを教えてくれます。


そしてトレーナーによるお勉強タイムには、率先してお手本を見せてくれるんですね。(さすが~~)

そして見てください。彼のこのふさふさで豊かな尻尾を! 若干体重が増えて、すっかりギンおじさんになってしまいましたけどね(笑)




昨秋からトレーナーの勉強の一環でワークショップに参加する際、ギンちゃんに付き合ってもらって一緒に外出することを始めました。

自分のワンコのいない私が、ギンちゃんをお借りして一日ワークショップに参加出来る!

許可してくださった「おーあみ避難所」リーダーには、感謝、感謝です。


ワークショップでは、「身体、精神、感情」のバランスを取るための練習を地道に繰り返します。

実はこのやり方、落ち着きのないギンちゃん、足の痛いギンちゃんには最適ではないかと思い、

是非試してみたかったんです。


毎月1回のワークショップですが、一日終えて帰る車中ではギンちゃん心地よく爆睡。

お陰様で会を重ねるたび、彼の精神状態がどんどん落ち着いていくように感じるのは、トレーナーの欲目でしょうか。気がつけば、お散歩時おやつを要求することもなく、4本の足にバランス良く体重をかけ、まっすぐ前を向いて落ち着いて私の横を歩いているのでした。


ありがたいことに、ワークショップは往復2時間のギンちゃんとの水入らずのドライブ。

そしてずっと一緒にいられる、ギンちゃんとのデートの一日です。




この信頼に満ちたまなざしが、私への最大のご褒美!


ギンちゃん、教えて教えられて・・・持ちつ持たれつだね。

これからも、よろしく!