【第3回じゃんけん大会】紙と電波の温度差 | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

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秋葉原から約900km離れた九州のとある地より。立場は在宅。されど、思いの丈なら負けない!

第3回じゃんけん大会が無事に終わって一夜明けた本日。

3代目「女王」ぱるる(島崎遥香)は、あの「笑っていいとも!」に、
本戦でも着ていた「私立バカレア高校」の制服を着て生出演。
心配だったトークも、そこまでの酷さは感じられず、
ゲームコーナーでもけっこうな結果を残して、
さらには、流れで「バカレア」の映画の宣伝もやっちゃうという、
想定以上の活躍ぶりで、思わず嬉しくなっちゃいました。
元々、「ぽんこつ」故にハードルをだいぶ下げているというのもあるのですが、
今までは、番組で前に出て話す機会をほぼ与えられていなかっただけに、
今後、出演する番組でさらに発言の回数が増えていけば、
まだまだ成長の余地は十分にあるのではないかと思います。



さて、本日の自分は、長期休暇中ということもあってか早起きが出来ず、
昼以降の情報番組しかチェックできなかったのですが、
目立ったのは「ひるおび!」でゆきりん(柏木由紀)が祝福されてたぐらいで、
今年の6月に行われた第4回選抜総選挙のときと違い、
「ひるおび!」も「ミヤネ屋」も、大した特集は組んでませんでした。
もっとも、現在の状況を考えれば、「じゃんけん大会」に対して、
あまり時間を割けないというのも、ある程度は察せるものがあります。
何しろ、今の世間の1番の関心は中国の反日デモの問題ですし、
加えて、自民党の総裁選、民主党の代表選の真っ只中ですし。
さらに、本日は某芸能人夫婦の離婚訴訟裁判もあったわけで、
そういった話題に押されてしまうのもやむなしといったところでしょう。



一方で、政治や国際問題にそこまで触れる必要もないスポーツ紙は、
今回の第3回じゃんけん大会をこれでもかと掘り下げてます。

昨日の17時から本日の21時にかけて、
ネット上に上がった「じゃんけん大会」関連の記事の数を見てみると、
スポーツ報知が11個、デイリースポーツが11個、日刊スポーツが18個、
サンケイスポーツが27個、スポーツニッポンが54個と、
主要5紙が揃って2ケタを超えているのです。
その中でも、スポーツニッポンとサンケイスポーツが突出しているのは、
本戦の経過とともに結果速報を随時上げていたため。
まるで、サッカーの日本代表戦かプロ野球の日本シリーズのような扱いです。
もちろん、こういった扱いは今回に始まったことではないのですが、
今回は、TVでの扱いがいまひとつかなと感じたからこそ、
余計に各スポーツ紙の気合の入り具合というものを感じたのでありました。



また、TVとスポーツ紙における温度差は、こんなところにも感じられました。



<AKB48>第3回じゃんけん大会 中継番組の視聴率は8.7%(まんたんウェブ)  より

アイドルグループ「AKB48」の29枚目のシングルを歌うメンバーを決める
「AKB48 29thシングル選抜じゃんけん大会」の本戦が18日、
日本武道館(東京都千代田区)で開催され、
「火曜曲! 緊急生放送 拡大3時間スペシャル!」と銘打って、
TBS系で午後7時から生中継された番組の平均視聴率は
8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。



元々、TBSの火曜の夜というのは、高視聴率が獲れるような番組がなく、
視聴率を獲るのが難しい時間帯ではあったわけですが、
それでも、3時間弱ぶち抜きで放送した上に、
フジテレビの第4回選抜総選挙のときの視聴率(18.7%)からしても、
少なくとも2ケタ(10%)は行くものかと思っていたのですが、
やはり、ただただ「じゃんけん」を見せられ続ける、
しかも、1人1人のメンバーをじっくり紹介するわけでもなく、
平気でスルーされるようなメンバーもいたりしただけに、
感情移入が難しかったというのもあるんだろうと思います。
スポーツの試合みたいに、国の威信をかけてとか言うわけでもなく、
あくまでも1つのグループの「センター」争いでしかないわけですしね。

個人的には、TBSの放送スタイルにも疑問を呈したいところがあるのですが、
これについては、また後日ジックリと書かせてもらいます。



結局、各スポーツ紙の盛り上がりぶりとは裏腹に、
世間の関心度はそこまで高くないということなんでしょうね。
ネット上では確かに盛り上がっていますけど、
あくまでも、ネット上というのは、世間のごく一部分でしかありませんからね。