kojirepo4 #13 | とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

とある九州のAKB48ファン~神推しは小嶋陽菜~

秋葉原から約900km離れた九州のとある地より。立場は在宅。されど、思いの丈なら負けない!

#13「別の意味での緊張感」





物販にて「戦利品」を手にした自分は、アリーナ席へと戻ってきた。
戻ってきたときには、時刻は14時30分を過ぎており、
イベント終了からは1時間以上が経過していた。
もちろん、とっくに握手会は始まっていて、
各レーンには、すでにたくさんの人が並んでいた。





今回の握手会のレーンは全部で11レーンあり、
1レーンの優子(大島優子)、2レーンのゆきりん(柏木由紀)、
3レーンのまりこ様(篠田麻里子)、4レーンのまゆゆ(渡辺麻友)、
5レーンのたかみな(高橋みなみ)、6レーンのさっしー(指原莉乃)と、
ここまでが、1人だけの単独レーンとなっていた。
7レーンと8レーンは2人組レーンで、
7レーンにきたりえ(北原里英)とゆい(横山由依)、
8レーンにもっちー(倉持明日香)とあきちゃ(高城亜樹)。
9レーンと10レーンは3人組レーンで、
9レーンが梅ちゃん(梅田彩佳)、とも~み(河西智美)、みかぽん(小森美果)。
10レーンがみおりん(市川美織)、らぶたん(多田愛佳)、すーちゃん(佐藤すみれ)。
最後の11レーンは、れなっち(加藤玲奈)、たのちゃん(田野優花)、
わかにゃん(名取稚菜)、あーや(森川彩香)と、
研究生メンバーによる4人組レーンであった。

これまでに参加した3回の全国握手会では、
こじはると佐江ちゃん(宮澤佐江)としか握手の経験がない自分にとっては、
11レーンのうちのどこに行っても「初物」との握手ということになる。





当初、このレーンの振り分けが発表されたときは、
7レーン、8レーン、9レーン、10レーンのうち、
どのレーンに行こうかをかなり迷っていた。

1レーンから6レーンの単独レーンも考えたのだが、
どうせ、今回の手持ちである2枚の握手券を使うのなら、
1人でも多くのメンバーと握手しておこうかと考えたのだ。

7レーンにはきたりえ、8レーンにはあきちゃ、
9レーンにはみかぽん、10レーンにはすーちゃんと、
自分の中の推し順ベスト10メンバーがそれぞれいただけに、
どのレーンも捨てがたいものがあったのだが、
結局、きたりえとあきちゃを優先する形で、
7レーンと8レーンに向かうという意思を固めて、この日を迎えたのである。





いざ、1回目の握手を迎えるに当たり、
ジワリジワリと緊張感が襲い始めてきていた。
それは、今までの全国握手会で経験してきた、
「神推し」に会うという意味での嬉しさの混じった緊張感というよりも、
今までに、近くで見たことすらない「初物」メンバーとの握手という、
未知なる経験に対する緊張感だった。

(#14へ続く)