リトミック研究センター認定上級講師 廣田 奈穂子です![]()
次女が春から小学校に上がり、朝7時には出かけていくため、
ゆっくり新聞を読む時間ができてます。
なんて幸せで贅沢な時間![]()
今朝読んだ記事は、
詩人でママの俵万智さんと児童精神科医の佐々木正美さんの対談でした。
万智さんの詩からご紹介しますね。
揺れながら前へ進まず子育ては
おまえがくれた木馬の時間
みなさんは、この子育てを例えた「木馬」という言葉からどんなイメージを持ちましたか?
あなたの子育てはどんな木馬か思い浮かべてみてください。
① 揺らしても揺らしても一向に前に進まないイメージ
② 揺れが楽しくていつまでも乗っていたいイメージ
他にもたくさんあると思いますが、上記二つから選ぶとしたらどちらでしょうか?
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さて、どちらが正解でしょう?
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答えは・・・・・・・
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どちらも正解です。答えなんてないのです。
私は、子育ての大変さも面白さも幸せ感もすべて上手に表した素敵な詩だなあと思いました。
さて、聞いといて答えなしというのも失礼な話ですよね
ごめんなさい![]()
ただ、どちらのイメージが強く浮かんだかをもう一度確認してほしいのです。
①は、マイナスイメージ。
②は、プラスイメージです。
子育てには、当然マイナスイメージもプラスイメージも存在します。
誰でもそうです。
ただ、自分の中で今どちらが強くなっているのかをたまに確認する必要があります。
①のマイナスイメージを強く感じている方は、少しプラスに傾けるような働きかけが必要かと思います。
自分の時間を持ってストレス発散をする
旦那さんやお友達に話を聞いてもらう
家の中から出て公園や子育て支援にいってみる
まずは自分を整える・・・これについては、後日別スレッドたててご説明したいと思います
などなど、少しプラスイメージに近づくことを意識した行動をされると子育てがぐっと楽になると思います。
音育児では、ママがプラスイメージをもてるようなお手伝いをすることも目的の一つです。
私もレッスンを通して少しでもママがプラスイメージをもっていただけるようお勉強させていただきたいと思っています。
そして、もう一人が児童精神科医の佐々木正美先生。
俵さんも心の支えにしていると書いてありましたが、私も何かのたびに読み返しています。
自分の子供の子育てに悩んだときはもちろんのこと、
お教室で紹介したり、お母様のお悩み相談を受けた時など、
これを読み返してその子にとって今何が必要かを考えアドバイスさせていただいています。
幼少期には、「可能なかぎり、子供の要求を満たしてやる」
「ありのままの子供を受け入れる 」
「しつけは、繰り返し教えたのち、辛抱強く待つ」
といったことが書かれています。どれも分かってはいても、いざ続けるには難しいことばかりです。
私もなかなかできませんが、この本をいつも目に入るところにおいて立ち戻るようにしています。
この本に限らず、心の支えとなる1冊がみつかるとよいですね![]()
さあ、もうすぐ我が家の怪獣ぼっちゃんが目を覚ましそう![]()
一向に前に進まないようにみえる
揺れ揺れ木馬ちゃんですが、
この時間を大切に一緒に楽しみたいと思います![]()