前回記事はこちら「ハレマウマウ火口:旅行記7」

 

 

キラウエア火山国立公園をあとにし、次に向かった先は

 

「プナルウ黒砂海岸」

 

ハワイっていうと白いビーチを思い浮かべますが、ハワイ島は島全体が火山!みたいな島なので溶岩が砕けて砂になった黒い砂浜のが多いのです。

白いビーチも場所によってはあるけどね。

 

海水浴はちょっと無理ですが一応トイレもあります。

 

 

ここはウミガメが主に食べる海藻がたくさんあるため、それを食べに来るウミガメを見ることができるスポット!

もちろん居るときと居ない時がありますが、晴れた日は高確率でお目にかかれるそう。

 

 

私たちが来た時は3匹のウミガメさんが休憩をしていました!

 

海中で海藻むさぼって下がってしまった体温を日光浴して回復するためにお昼寝するんだってよ。

そういやカメは爬虫類だ。うむ。

 

 

明確な距離の指定はわかりませんが、近づきすぎるのはNGです。

もちろん触るなんてもってのほか。見つかると罰せられます!

 

今日のこれまでの観光でかなり体力を使い果たしていたので、ウミガメをボーッと眺めてました。なごむ~~

 

どこかの誰かが作っていった2017

日はどんどん落ちる。

 

 

これにてパワースッポットアドベンチャー、巡礼地はすべて終了です。各参加者のホテルへ送迎されます。

 

 

帰り道のサンセットがあまりにもきれいだったので、路肩に車を停めてみんなで眺めるタイム。

ほんとになんていいツアーだったんだろうと1日に思いを馳せる。

 

日も完全に落ち、助手席に座ってる上海在住家族のお父さんからはたびたびスースーと寝息が。

 

 

そんな帰り道でも西田さんのトークは失速せず、ハワイ王国が滅亡へと向かったお話をしてくれます。

 

旅行記5でも少し触れましたが、すげえ古代国家だったわけではなく、わりかし「近代」に向かって行く時代だったんですね。

アメリカ系やヨーロッパ系資本家、業者、移民が多くなり、外からの色が強くなり、ハワイ王国の色はどんどん薄くなってしまったというか。

外部から入ってきた人たちの声のが大きくなってしまったのです。

 

状況が悪くなる中、ハワイ王国国王は来日し日本との連邦化を提案します。それほどハワイ王国と交流が深かったのが伺えます。

今現在でも日系人が多いのがその証拠ですね。

 

しかし日本はアメリカとの関係を考え丁重にお断ります。

 

 

ハワイ王国は外部から来た勢力に押され、ハワイ王国最後の王(女王)リリウオカラニも陥れられタイミングよくうまいこと幽閉されてしまい、ハワイ王国は滅亡となります。

 

その滅亡へ向かうハワイを王国を想い、リリウオカラニ自身によって作られた歌が「アロハ・オエ」

ハワイ王国滅亡を想う悲しい歌なのかどうかは所説あるようですが、「アロハ」って大事な言葉なんだなあって感じました。

 

おはようこんにちはこんばんはごきげんようまたね良い日を。

 

全部アロハで通じるんです。

大事な言葉なんです。

 

カーステレオからはアロハ・オエが流れてきました。まったくニクい演出するぜ。

 

 

このツアーはすべて車での移動で移動時間も長かったのですが、4時起き6時半集合のわたしなのに一度も車中で寝ませんでした。

 

それほど魅力的なお話と目に焼き付けておきたい景色。

寝てるヒマなんてありませんでしたよ!

 

 

さあ朝一番でピックアップされたわたしたちは帰りは最初にリリースだよ。19時すぎにホテル到着。みんなに手を振ってお別れ。

ピックアップから約13時間、走行距離は600kmにわたるハワイ島周遊でした。

楽しいツアーを本当にありがとう!!!!!!!

 

 

ハワイ島周遊はぜひ「ポハク西田」のツアーで!!

 

 

 

--------------- さてさて、リリウオカラニじゃないですが、

ホテルに戻ってくるとまわりに何もない為、私たちはリゾート内に幽閉状態です。

 

 

夕飯どうするの!??!きのうみたいなカフェ飯はやだよ?!?!

ホテルのお高いレストラン入っちゃう?!!?!?!

 

どうする!?どうする?!?!!?!?!

 

 

つづく