前回記事はこちら「溶岩浴:旅行記6」
「人生で一番の絶景をお見せします」
とガイド西田さんは言い、車はまた走り出します。
途中、謎の指示がいろいろあります(???)
キラウエアミリタリーキャンプ前に車を停め、降りた先で
ハワイ固有種の鳥「ネネ」という鳥に遭遇。
ハワイ州の「州の鳥」です。目撃できたのはラッキーとのこと!
ガンの仲間だけど動きが鈍くて飛ぶのもあんまり上手じゃない不思議な鳥だそうです。
ここキラウエアミリタリーキャンプはアメリカ軍関係者の保養施設が並んでるのですが、鳥ばっかり撮ってたら建物撮るの忘れました。かわいらしい建物だったんだけどね…。
レストランは一般利用も可能らしいですよ!
そしてまた小雨が降ってきました。わたしは寒い。
Tシャツの中に全部手を入れてこけしみたいな恰好してたら西田さんが車に積んであるパーカーを貸してくれました。
車降りる時も女性には手を貸してくれたりと、とってもジェントルマンです。
長袖あったけえ。これで快適に歩けるってもんだ!
なにやら道なきケモノ道を歩いていくのですが…
が、
ここから先の進み方はこのツアー最大のメインイベントでありますので、ネタバレは自重するべきと個人的に判断します!!!!!!
気になった人はハワイ島行って西田さんのツアー参加してください。
本当は書きたいけど書かない!何も知らずにツアー参加してもらいたい!みんなハワイ島行けよ!決して回し者ではありません!!!!
--------- 秘密の進み方で着いた先は
んああああああああああああああああああ
見た瞬間叫びましたマジで。
でも広さも高さもぜんぜん伝わんねええええええええ
キラウエアカルデラのハレマウマウ火口
火の女神「ペレ」が住まう ハレマウマウ
ハワイ島そのものが「深海6000mから立つ世界最大の活火山(陸に見えてるマウナケアの標高足すと1万m)」
なんて話を思い出しながら眺めていると、「人とはなんてちっぽけなのだ」という気持ちになりました。
画像だと伝わんねええええええええええwww
ものっすっごい高さあるんですよ。自分らが見てる位置から下に。
ここめっちゃ崖なんだよ。スコーンと崖なの。
カルデラの直径は4.5kmもあるんだよ!!端から端まで4.5!!!人間の歩く速さだと一時間はかかるよ!!
本当に本当に、壮、大、な、ん、で、す!!!!
今まで自分が見た景色系のトップは「イタリア、フィレンツェのドォモからの景色(自然じゃなくて街並みだけど)」だったのですが、さっくりと入れ替わりました。
文句なしの人生で一番の絶景です。
昼間は蒸気しか見えないけど、夜はぼんやり赤く見えたりするだとか。
秘密の進み方で来たこの場所自体もちょっと秘密の場所みたいです。
秘密っていうか、神聖な場所って言った方がいいのかも。
詳しくは書きませんが普通のツアーだとたぶんつれてきてもらえません。
この神聖な場所から数十メートル歩くと普通に観光客が訪れる展望台、こちらトーマス・ジャガー・ミュージアムの前にある展望台。
博物館内では「ペレの涙」や「ペレの髪の毛」といった、珍しい溶岩が展示されています。お手洗いもあります。
「展望台」ってわかる写真がこれしかなかった…。
ひどい顔してたのですみません塗ります。
写真撮ってもらう時すぐ「はーい肩抱いて~」なんて言われるのですが、この時は
「奥さん知らねえ男のパーカー着てるけどwww」
が付け加わりました。
いやあ、西田さんの車に積んであったこの青いパーカーのおかげで私は寒さに震えることなく、元気にハイキングできました。
ありがとうほんとにありがとう。
キラウエアにはいくつかの展望台がありますが、一番間近で火口を見れるハレマウマウ展望台は火山活動の関係で長い間閉鎖されてるぽいです。
晴れてるのに数百メートル先では雨降ってたりと、いろんな条件のもとで虹の始まりが見えました。
時刻は16:30
そろそろ日も傾いてきました。(この記事2月の話なので冬です)
さあお次はラスト!日が沈んでしまう前に「プナルウ黒砂海岸」へ!
つづく